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今月の臨床 産科手術を極める(Ⅱ)―分娩時・産褥期の処置・手術
帝王切開分娩の標準的手技
著者: 宮内彰人1
所属機関: 1日本赤十字社医療センター産婦人科
ページ範囲:P.922 - P.927
文献購入ページに移動●帝王切開術は,産科の基本手術であり,分娩方法の一様式として産婦人科医が必ず習得しておかねばならない手技である.
●帝王切開の手術方法は子宮体下部横切開が標準術式であるが,施設ごとの手技上の工夫や細かな差違は存在する.
●帝王切開術を極めるにはまず基本となる一通りの術式に十分習熟したうえで,さまざまな状況で適確に手技を使い分けることが必要である.
●帝王切開の手術方法は子宮体下部横切開が標準術式であるが,施設ごとの手技上の工夫や細かな差違は存在する.
●帝王切開術を極めるにはまず基本となる一通りの術式に十分習熟したうえで,さまざまな状況で適確に手技を使い分けることが必要である.
参考文献
1)日本産科婦人科学会 : 周産期委員会報告.日産婦誌73 : 664-683, 2021
2)杉本充弘 : 帝王切開術.産と婦 70(suppl) : 60-70, 2003
3)Holmgren G, et al : The Misgav Ladach method for cesarean section : method description. Acta Obstet Gynecol Scand 78 : 615-621, 1999
4)Hofmeyr GJ, et al : Techniques for caesarean section. Cochrane Database Syst Rev : CD004662, 2008
5)Anorlu RI, et al : Methods of delivering the placenta at caesarean section. Cochrane Database Syst Rev : CD004737, 2008
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