文献詳細
今月の臨床 産科手術を極める(Ⅱ)―分娩時・産褥期の処置・手術
文献概要
●児頭の回旋異常による分娩遷延・胎児機能不全に対しては,鉗子遂娩術は非常に有用な産科手術手技である.
●前方前頭位に対しては,Ⅰ位の方向に牽引を開始することが肝要である.
●低在横定位に対しては,回旋鉗子の母体の前方への挿入に熟練が必要であるが,一度コツさえつかめば容易である.
●前方前頭位に対しては,Ⅰ位の方向に牽引を開始することが肝要である.
●低在横定位に対しては,回旋鉗子の母体の前方への挿入に熟練が必要であるが,一度コツさえつかめば容易である.
参考文献
1)亀井良政:キーラン回旋鉗子手技.竹田 省,他(編) : 児頭下降度の評価と鉗子遂娩術―安全・確実な吸引・鉗子分娩のために.メジカルビュー社,2015
2)亀井良政,他 : 鉗子・吸引遂娩術の術前術後管理.産婦治療53 : 556-559, 1986
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