文献詳細
文献概要
今月の臨床 プレコンセプションケアにどう取り組むか―いつ,誰に,何をする? プレコンセプションケアとしての母子感染予防
クラミジア・淋菌・梅毒・HIV
著者: 野口靖之1 嶋津光真2
所属機関: 1愛知医科大学産婦人科学講座 2総合大雄会病院産婦人科
ページ範囲:P.1136 - P.1140
文献購入ページに移動●梅毒は,妊娠初期に経胎盤感染して子宮内胎児死亡や胎児奇形を引き起こす.妊娠前に梅毒の有無を把握し,治療することはきわめて重要である.
●妊娠前にHIV感染を把握することは,抗ウイルス療法によりAIDSの発症や母子感染を予防できるだけでなく,人工授精,体外受精によるパートナーへの感染対策が可能になる.
参考文献
掲載誌情報