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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科75巻3号

2021年04月発行

今月の臨床 女性のライフステージごとのホルモン療法―この1冊ですべてを網羅する

月経異常・不妊

子宮筋腫

著者: 眞田裕子1 甲賀かをり1

所属機関: 1東京大学大学院医学系研究科産婦人科学

ページ範囲:P.352 - P.357

文献概要

●過多月経,貧血,月経困難症,腹痛,腹部腫瘤感,不妊などの症状を有する子宮筋腫に対しては治療を考慮する.

●閉経前の「逃げ込み療法」や手術前処置に,GnRHアナログ製剤を用いる.

●過多月経の改善のためには,エストロゲン・プロゲスチン配合薬やレボノルゲストレル放出子宮内システムを用いる.

参考文献

1)Grigorieva V, et al : Use of a levonorgestrel-releasing intrauterine system to treat bleeding related to uterine leiomyomas. Fertil Steril 79 : 1194-1198, 2003
2)Osuga Y, et al : Oral gonadotropin-releasing hormone antagonist relugolix compared with leuprorelin injections for uterine leiomyomas : a randomized controlled trial. Obstet Gynecol 133 : 423-433, 2019
3)Pritts EA, et al : Fibroids and infertility : an updated systematic review of the evidence. Fertil Steril 91 : 1215-1223, 2009
4)日本産科婦人科学会,他(編・監修) : 産婦人科診療ガイドライン―婦人科外来編2020.日本産科婦人科学会,pp64-65, 2020

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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