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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科75巻3号

2021年04月発行

連載 Obstetric News

骨粗鬆症(Ⅳ)―予防

著者: 武久徹1

所属機関: 1武久レディースクリニック

ページ範囲:P.391 - P.393

文献概要

 骨粗鬆症は骨量消失,微小構造の低下(悪化),および骨質の低下が特徴の骨格となる障害である.これらのすべてが最終的に骨折に至る骨の脆弱性に繋がる.骨粗鬆症がある女性は,骨粗鬆症ではない同年代女性よりも脆弱性骨折に至る可能性が多くなる.

 年齢は,骨質に関連する最も重要な因子であるが,この年齢に関連する骨質低下の正確な機序はまったく不明である.股関節骨折率には人種と民族間で広範な変動があり,股関節骨折率は,白人女性で最高で,アフリカ系米国人女性で最低である.

参考文献

米国内科医師会臨床ガイドライン.Ann Intern Med 166 : 818-839, 2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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