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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科75巻4号

2021年04月発行

増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために

周産期 妊娠初期

異所性妊娠に対して薬物治療を行うにあたっての患者説明

著者: 難波聡1

所属機関: 1埼玉医科大学病院産婦人科

ページ範囲:P.17 - P.20

文献概要

必ず説明しておくべきこと

◆欧米では一般的な治療法であるが,日本ではまだ保険適用外であること.

◆薬物療法単独で治癒する確率は80〜90%であり,緊急手術が必要となる場合があること.

◆血中hCG値が陰性化するまで1〜3か月程度にわたる外来での経過観察が必要であり,その間,定められた間隔での外来受診が求められること.

参考文献

1)American College of Obstetricians and Gynecologists'Committee on Practice Bulletins―Gynecology : Obstet Gynecol 131 : e91-e103, 2018
2)田丸俊輔,他 : 産と婦87 : 777-781, 2020
3)Green-top Guideline No.21 : BJOG 123 : e15-e55, 2016
4)神垣多希,他 : 日産婦会誌68 : 970, 2016
5)日本産科婦人科学会,日本産婦人科医会(編) : CQ203 異所性妊娠の取り扱いは? 産婦人科診療ガイドライン―産科編2020.pp115-117,日本産科婦人科学会,2020

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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