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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科75巻4号

2021年04月発行

増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために

周産期 出生前診断の検査と処置

出生前検査・診断を行うにあたっての患者説明

著者: 西山深雪1 長谷川冬雪12

所属機関: 1国立成育医療研究センター周産期・母性診療センター 2国立成育医療研究センター研究所バイオバンク

ページ範囲:P.26 - P.31

文献概要

必ず説明しておくべきこと

◆出生前遺伝学的検査を受けることは,今回の妊娠に対する判断につながる可能性がある.

◆クライアントが検査のメリット・デメリットを理解し,納得したうえで検査の有無を判断することが大切である.

◆検査を受ける場合は,望まない結果であった際のことをクライアントが事前に考えておくことが望ましい.

参考文献

1)日本産科婦人科学会 : 「出生前に行われる遺伝学的検査および診断に関する見解」2013年6月23日.http://www.jsog.or.jp/modules/statement/index.php?content_id=33(2020年12月アクセス)
2)厚生労働省 : 平成30年度衛生行政報告例の概況―統計表.https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei_houkoku/18/dl/toukei.pdf(2020年12月アクセス)
3)日本産科婦人科学会,日本産婦人科医会(編) : CQ106-5 出生前診断としての染色体検査・遺伝子検査の実施上の注意点は? 産婦人科診療ガイドライン―産科編 2020.pp94-98,日本産科婦人科学会,2020
4)佐々木愛子,他 : 日本周産期・新生児医学会雑誌54 : 101-107, 2018

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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