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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科75巻4号

2021年04月発行

文献概要

増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために 周産期 出生前診断の検査と処置

胎児超音波検査を行うにあたっての患者説明

著者: 長﨑澄人1 中田雅彦1

所属機関: 1東邦大学医療センター大森病院産婦人科

ページ範囲:P.57 - P.62

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必ず説明しておくべきこと

◆胎児超音波検査は胎児の先天的な形態異常などを調べるものであり,妊婦健診で行う通常超音波検査とは目的が異なる.広い意味で出生前検査の1つであるため,すべての妊婦を対象とした標準的な検査ではなく妊婦・家族の希望によって行われるものである.

◆妊娠の初期・中期・後期に計2〜3回程度行うが,通常超音波検査より評価項目が多いため時間がかかることが多く,そのため施設によっては別に診療枠をとって検査することや,臨床検査技師が検査することもある.

参考文献

1)日本産科婦人科学会,日本産婦人科医医会(編) : 産婦人科診療ガイドライン―産科編2020.日本産科婦人科学会,2020
2)Salomon LJ, et al : Ultrasound Obstet Gynecol 41 : 102-113, 2013
3)Salomon LJ, et al : Ultrasound Obstet Gynecol 37 : 116-126, 2011
4)Salvesen KÅ, et al : Ultrasound Obstet Gynecol 37 : 625-628, 2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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