文献詳細
増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために
周産期 分娩時の処置・手術
文献概要
必ず説明しておくべきこと
◆経腟分娩では良くない結果が予測されるため,母(または児)を救うために必要な手術であること.
◆予定での帝王切開に比し,他臓器損傷(特に膀胱・腸管)を含めた術中術後合併症が起きやすいこと.
◆施行後,次回の妊娠まで期間を空ける必要があり,かつ帝王切開分娩が必要となる可能性が高いこと.
◆経腟分娩では良くない結果が予測されるため,母(または児)を救うために必要な手術であること.
◆予定での帝王切開に比し,他臓器損傷(特に膀胱・腸管)を含めた術中術後合併症が起きやすいこと.
◆施行後,次回の妊娠まで期間を空ける必要があり,かつ帝王切開分娩が必要となる可能性が高いこと.
参考文献
1)金川武司,他 : 臨婦産73 : 1075-1081, 2019
2)Liu S, et al : CMAJ 176 : 455-460, 2007
3)National Collaborating Centre for Women's and Children's Health : NICE Clinical Guideline CG132 : Caesarean Section. The Royal College of Obstetricians and Gynaecologists, London, 2011. https://www.nice.org.uk/guidance/cg132(2020年12月アクセス)
4)日本産科婦人科学会,日本産婦人科医会(編) : CQ416 選択的帝王切開時に注意することは? 産婦人科診療ガイドライン―産科編 2020,pp254-256,日本産科婦人科学会,2020
5)谷村 悟 : 産と婦86 : 1387-1395, 2019
掲載誌情報