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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科75巻4号

2021年04月発行

増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために

不妊・不育

受精卵凍結保存とホルモン調節周期での移植を行うにあたっての患者説明

著者: 東口篤司1

所属機関: 1札幌エンドメトリウムリサーチ

ページ範囲:P.173 - P.177

文献概要

必ず説明しておくべきこと

◆凍結胚移植について説明しておくべきこと.

・凍結操作による胚の損傷の可能性.

・凍結保存中の天災,事故などによる凍結胚の損傷,消失の可能性.

・凍結胚移植による先天異常について.

◆ホルモン調節周期について説明しておくべきこと.

・禁忌,適応外とされているホルモン製剤を使う場合,その薬剤がなぜ有効で安全と考えるのか,その理由.

・使用するホルモン製剤による母体,胎児へのリスク.

参考文献

1)東口篤司,他 : 産婦治療93 : 292-296, 2006
2)令和元年度倫理委員会 登録・調査小委員会 : 日産婦誌72 : 1229-1249, 2020
3)東口篤司,他 : 日IVF会誌21 : 14-19, 2018
4)東口篤司 : 産婦の実際66 : 1807-1811, 2017
5)IVF-Worldwide.com : Surve-A follow-up survey on luteal-phase progesterone support. https://ivf-worldwide.com/survey/a-follow-up-survey-on-luteal-phase-progesterone-support. html(2020年12月アクセス)
6)Hubbard WK : Fed Regist 64 : FR Document 99-9146, 1999
7)平成30年度倫理委員会 登録・調査小委員会 : 日産婦誌71 : 2509-2573, 2019

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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