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文献概要
増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために 不妊・不育
Q4 体外受精はしたくありません.ほかの治療法はありませんか?
著者: 辰巳賢一1
所属機関: 1梅ヶ丘産婦人科
ページ範囲:P.197 - P.198
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体外受精を行う場合には,体外受精を行わないと妊娠の可能性がない場合と,体外受精以外の方法でも妊娠できる可能性があるが体外受精を行ったほうがよいと考えられる場合があります.前者を絶対的適応,後者を相対的適応といいます.
体外受精の絶対的適応は両側卵管閉塞です.顕微授精の絶対的適応は,治療を行っても効果がみられない重症男性因子です.このような場合には体外受精や顕微授精を受ける以外に妊娠できる方法はありません.
体外受精を行う場合には,体外受精を行わないと妊娠の可能性がない場合と,体外受精以外の方法でも妊娠できる可能性があるが体外受精を行ったほうがよいと考えられる場合があります.前者を絶対的適応,後者を相対的適応といいます.
体外受精の絶対的適応は両側卵管閉塞です.顕微授精の絶対的適応は,治療を行っても効果がみられない重症男性因子です.このような場合には体外受精や顕微授精を受ける以外に妊娠できる方法はありません.
参考文献
1)辰巳賢一 : 産婦の実際67 : 825-829, 2018
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