文献詳細
増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために
中高年期・老年期
ホルモン補充療法(HRT)を実施するにあたっての患者説明
著者: 寺内公一1
所属機関: 1東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科茨城県地域産科婦人科学講座
ページ範囲:P.238 - P.242
文献概要
◆HRTには,エストロゲンのゆらぎによる更年期症状の治療と,エストロゲンの欠乏に関連する慢性疾患の予防という2つの目的がある1).
◆HRTの内容や持続期間については,医師と患者とが話し合いを重ねつつ,個々の背景を考慮に入れて決定する.
◆閉経後10年未満でHRTを開始すれば,生命予後をはじめとして得られるベネフィットがリスクを上回ると期待される2).
参考文献
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