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増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために 悪性腫瘍
卵巣悪性腫瘍の妊孕性温存療法についての患者説明
著者: 佐藤豊実1
所属機関: 1筑波大学医学医療系産科婦人科学
ページ範囲:P.319 - P.322
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◆卵巣癌ではあくまでもオプションであること.二期的な手術が必要になる可能性があること.
◆境界悪性腫瘍では再発の可能性が低くないこと.晩期再発を警戒し,長期経過観察を要すること.
◆胚細胞腫瘍では化学療法が必要な場合,化学療法に起因する二次性白血病発症の可能性があること.
◆卵巣癌ではあくまでもオプションであること.二期的な手術が必要になる可能性があること.
◆境界悪性腫瘍では再発の可能性が低くないこと.晩期再発を警戒し,長期経過観察を要すること.
◆胚細胞腫瘍では化学療法が必要な場合,化学療法に起因する二次性白血病発症の可能性があること.
参考文献
1)日本婦人科腫瘍学会(編) : 卵巣がん・卵管癌・腹膜癌治療ガイドライン,2020年版.金原出版,東京,2020
2)日本癌治療学会(編) : 小児,思春期・若年がん患者の妊孕性温存に関する診療ガイドライン,2017年版.金原出版,東京,2017
3)国立がん研究センターがん対策情報センター:がん情報サービス,がん登録・統計.http://gdb.ganjoho.jp/graph_db/gdb1?smTypes=19(2020年12月アクセス)
4)Satoh T, et al : Jpn J Clin Oncol 45 : 595-599, 2015
5)日本産科婦人科学会,日本病理学会(編) : 子宮体癌取扱い規約 病理編,第4版.p34,金原出版,東京,2017
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