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増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために 悪性腫瘍
再発卵巣がんに対して二次的腫瘍減量手術(secondary debulking surgery : SDS)を行うにあたっての患者説明
著者: 植田多恵子1 吉野潔1
所属機関: 1産業医科大学医学部産科婦人科学
ページ範囲:P.337 - P.340
文献購入ページに移動◆卵巣がんの再発は完治するものではないが,化学療法が奏効することで無増悪生存期間や全生存期間の延長が図れる疾患である.SDSで摘出できる腫瘍は完全摘出することが重要である.
◆SDSを行う患者には手術歴があること,再発腫瘍は臓器を選んで発症するものではないことから,完全切除のために大きな侵襲を要することがある.
◆SDSの治療成績は術後の化学療法までを含んで判断しており,基本的に完全切除後に化学療法を行う必要がある.
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