文献詳細
増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために
悪性腫瘍
がん遺伝子パネル検査を行うにあたっての患者説明
著者: 坂井美佳12 竹原和宏2 平沢晃1
所属機関: 1岡山大学大学院医歯薬学総合研究科臨床遺伝子医療学 2独立行政法人国立病院機構四国がんセンター婦人科
ページ範囲:P.354 - P.361
文献概要
◆検査結果に基づいた治療を受けられるのは,1割程度の症例と想定されること.
◆がん治療に結びつく情報の有無とは別に,遺伝性疾患を疑う所見が10%程度の確率で検出されること.
◆保険診療で実施された場合は,患者の同意に基づき,検査データは匿名化され,がんゲノム情報管理センター(C-CAT)に提供されること.集積されたデータは二次活用される可能性があること.
参考文献
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