文献詳細
増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために
悪性腫瘍
文献概要
必ず説明しておくべきこと
◆婦人科悪性腫瘍における分子標的治療薬には,血管新生阻害薬であるベバシズマブとPARP阻害薬であるオラパリブ,ニラパリブがある.
◆ベバシズマブは卵巣癌や子宮頸癌に対し,化学療法と併用される.主な副作用には消化管穿孔,血栓塞栓症,高血圧症,創傷治癒遅延,出血,蛋白尿などがある.
◆オラパリブ,ニラパリブは卵巣癌の初回治療後の維持療法もしくはプラチナ感受性再発卵巣癌の維持療法として用いられる.主な副作用には疲労,骨髄抑制(貧血,好中球減少症,血小板減少症),悪心,嘔吐などがある.
◆婦人科悪性腫瘍における分子標的治療薬には,血管新生阻害薬であるベバシズマブとPARP阻害薬であるオラパリブ,ニラパリブがある.
◆ベバシズマブは卵巣癌や子宮頸癌に対し,化学療法と併用される.主な副作用には消化管穿孔,血栓塞栓症,高血圧症,創傷治癒遅延,出血,蛋白尿などがある.
◆オラパリブ,ニラパリブは卵巣癌の初回治療後の維持療法もしくはプラチナ感受性再発卵巣癌の維持療法として用いられる.主な副作用には疲労,骨髄抑制(貧血,好中球減少症,血小板減少症),悪心,嘔吐などがある.
参考文献
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11)Moore KN, et al : Lancet Oncol 20 : 636-648, 2019
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