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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科75巻5号

2021年05月発行

今月の臨床 頸管熟化と子宮収縮の徹底理解!―安全な分娩誘発・計画分娩のために

分娩誘発の合併症

過強陣痛の評価法と対処法

著者: 牧野真太郎1

所属機関: 1順天堂大学医学部附属浦安病院産婦人科

ページ範囲:P.456 - P.459

文献概要

●過強陣痛により胎児徐脈や子宮破裂をきたすことがあるが,それらの多くはこれらの症状が先行して発生し,原因検索として診断されることが多い.

●過強陣痛によって起こった症状が疑われる場合には速やかに対応を行うことが重要である.

参考文献

1)鈴村正勝 : 産婦人科用語問題委員会報告―①陣痛の強さ ②頚管成熟度 ③fetal distress.日産婦誌28 : 213-215, 1976
2)日本産科婦人科学会,他(編・監修) : 産婦人科診療ガイドライン―産科編2020.pp252-253,日本産科婦人科学会,2020
3)角倉弘之 : 産科麻酔ポケットマニュアル.pp76-77,羊土社,2012
4)Ehsanipoor RM, et al : Intravenous fluid rate for reduction of cesarean delivery rate in nulliparous women : a systematic review and meta-analysis. Acta Obstet Gynecol Scand 96 : 804-811, 2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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