文献詳細
今月の臨床 頸管熟化と子宮収縮の徹底理解!―安全な分娩誘発・計画分娩のために
分娩誘発の応用
文献概要
●初産の分娩誘発では陣痛発来まで時間を要することがあり,無痛分娩開始のタイミングが難しいことがある.
●分娩誘発の際,無痛分娩を早く開始すると陣痛が微弱となり陣痛発来に至らず,遅く開始すると痛みを感じる時間が長くなり産婦の満足度が低下する.
●痛みの閾値は個人差が大きく,恐怖心でも大きく変化する.分娩誘発では分娩経過が長期化する傾向があり,産婦側の理解と医療側のサポートが重要である.
●分娩誘発の際,無痛分娩を早く開始すると陣痛が微弱となり陣痛発来に至らず,遅く開始すると痛みを感じる時間が長くなり産婦の満足度が低下する.
●痛みの閾値は個人差が大きく,恐怖心でも大きく変化する.分娩誘発では分娩経過が長期化する傾向があり,産婦側の理解と医療側のサポートが重要である.
参考文献
1)Sng BL, et al : Early versus late initiation of epidural analgesia for labour. Cochrane Database Syst Rev(10) : CD007238, 2014
2)アトニン-O注1単位,5単位.あすか製薬株式会社,2020年6月改訂
3)日本産科婦人科学会,他(変・監修) : CQ415-1 “子宮収縮薬(オキシトシン,プロスタグランジンF2α,ならびにプロスタグランジンE2錠の三者)投与開始前に確認すべきことは?” Answer 8,表3〜5.産婦人科診療ガイドライン―産科編2020.日本産科婦人科学会,2020
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