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今月の臨床 大規模災害時の周産期医療―災害に負けない準備と対応 大規模災害時の周産期医療体制構築への試み
災害時小児周産期リエゾン設立までの経緯
著者: 松本陽子1
所属機関: 1東京都立墨東病院産婦人科
ページ範囲:P.562 - P.566
文献購入ページに移動●災害医療という概念自体,比較的新しいものであるが,わが国は多くの災害の実例からさまざまな災害医療体制を検証し,構築してきた.
●災害時には小児や周産期医療のニーズがあり,既存のネットワークを活用して対応するのが最も効率がよいとする報告が多数あがった.
●災害医療コーディネータのサポートとして,小児・周産期医療に特化した調整役である「災害時小児周産期リエゾン」が提案され,国の事業として養成が進んでいる.
●災害時には小児や周産期医療のニーズがあり,既存のネットワークを活用して対応するのが最も効率がよいとする報告が多数あがった.
●災害医療コーディネータのサポートとして,小児・周産期医療に特化した調整役である「災害時小児周産期リエゾン」が提案され,国の事業として養成が進んでいる.
参考文献
1)全国周産期医療(MFICU)連絡協議会:第7次医療計画における周産期医療体制について.平成29年7月17日
2)「災害時における医療体制の充実強化について」(平成24年3月21日付け医政発0321第2号厚生労働省医政局長通知)別紙「災害拠点病院指定要件」
3)厚生労働省 : 「周産期医療体制のあり方に関する検討会」,第5回資料3(2016年6月30日)
4)厚生労働省医政局地域医療計画科長通知「疾病・事業及び在宅医療に係る医療体制について」医政地発0331第3号,平成29年3月31日
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