文献詳細
文献概要
今月の臨床 生殖医療の安全性―どんなリスクと留意点があるのか? 受精卵,児・家族への影響
ARTで形成された親子・家族
著者: 勝又由美1
所属機関: 1東邦大学医療センター佐倉病院
ページ範囲:P.1140 - P.1144
文献購入ページに移動●ARTを受けるカップルは,家族の発達過程で苦悩を生じるため,その思いを理解した個別的な看護介入が必要である.
●不妊治療後妊娠のカップルは,不妊治療・出産の体験を想起し,母親・父親としての自己形成を促す介入が必要である.
●理想とする家族像に向けて,次回の不妊治療再開に向けた情報提供が必要である.
●不妊治療を経験し,出産した家族は,育児に対し前向きに取り組む姿勢がみられる.しかし,想像以上の困難さを感じているため,地域と連携したサポート体制の強化が必要である.
●不妊治療後妊娠のカップルは,不妊治療・出産の体験を想起し,母親・父親としての自己形成を促す介入が必要である.
●理想とする家族像に向けて,次回の不妊治療再開に向けた情報提供が必要である.
●不妊治療を経験し,出産した家族は,育児に対し前向きに取り組む姿勢がみられる.しかし,想像以上の困難さを感じているため,地域と連携したサポート体制の強化が必要である.
参考文献
1)古川誠志 : 高齢妊娠に伴う諸問題.杏林医会誌4 : 77-79, 2016
2)松山久美,他 : 不妊治療後に母親役割獲得に向けた妊娠期の支援.岐阜看大紀16 : 15-25, 2016
掲載誌情報