▶2021年12月に施行された「生殖補助医療の提供等及びこれにより出生した子の親子関係に関する民法の特例に関する法律」は,わが国初の生殖補助医療関連法である.
▶提供配偶子を用いる治療による母子関係を定義したが,父子関係そのものを定義せず,夫による「嫡出否認」の禁止のみ規定した.
▶出生子の出自を知る権利,配偶子提供者の義務・権利などには言及せず,附則で二年を目途として検討し,法制上の措置などをするとした.
雑誌目次
臨床婦人科産科76巻4号
2022年04月発行
雑誌目次
増刊号 最新の不妊診療がわかる!―生殖補助医療を中心とした新たな治療体系
親子関係に関する民法の特例法について
著者: 石原理
ページ範囲:P.6 - P.8
第1章 生殖補助医療の適応と意義―どんな患者さんが体外受精・顕微授精を受けるのか
体外受精・顕微授精の適応―体外受精・顕微授精の絶対適応とstep upの基準
著者: 小田原圭 , 小田原靖
ページ範囲:P.10 - P.13
▶両側卵管閉塞症例と非閉塞性無精子症に対して精巣内精子採取術(TESE)で精子を回収した場合,体外受精の絶対適応となる.
▶妊娠予後を考えて,体外受精へのstep upのタイミングを症例ごとに検討する必要がある.
▶妊孕性温存で体外受精を希望する場合には十分なインフォームドコンセントのうえ,治療を行うか慎重に判断する必要がある.
生殖補助医療の成功率を規定する因子
著者: 髙橋俊文 , 太田邦明 , 神保正利
ページ範囲:P.14 - P.17
▶女性の年齢の増加と卵巣予備能の低下はIVF-ET治療の成績を低下させる.
▶喫煙,肥満などの患者背景因子はIVF-ET治療の成績を低下させる.
▶卵管留水症はIVF-ET治療の成績を半減させるため,事前に卵管切除を勧めるべきである.
子宮筋腫・内膜症と体外受精―その不妊機序と一般不妊治療・体外受精の有効性
著者: 小野政徳 , 山田悦子 , 河村ともみ , 久慈直昭 , 西洋孝
ページ範囲:P.18 - P.22
▶子宮筋腫と子宮内膜症は生殖年齢女性に高頻度に認められる疾患で,妊娠に対する負の影響が大きな問題となる.
▶粘膜下子宮筋腫は,妊娠率を低下させる.また,腫瘍径4cmを超える筋層内筋腫も妊娠率を低下させる可能性がある.一方で,漿膜下子宮筋腫の多くは妊娠に影響を与えない.
▶子宮内膜症に対する適切な腹腔鏡手術で自然妊娠率が改善される可能性がある.
▶子宮内膜症合併不妊でARTを要する場合には原則としてARTを先行させる.
▶有症状の子宮内膜症でARTを要する場合には採卵・胚凍結保存後の腹腔鏡手術が検討される.
▶悪性化した可能性のある子宮内膜症では手術を先行する.
第2章 生殖補助医療とその手技 採卵と麻酔―低侵襲な採卵手術
採卵困難症例と対応―採卵針の工夫など
著者: 瀬川智也
ページ範囲:P.24 - P.28
▶当院で使用している22G採卵針はより細く先端が鋭利な特殊加工をされているので,組織への刺入が容易となり患者の痛みや出血が少ない.
▶採卵時に内膜症性囊胞を穿刺した場合は術後の骨盤内感染に注意が必要であり,稀ではあるが内膜症性囊胞悪性化の可能性にも留意する.
▶骨盤内には大小多くの血管が存在し,穿刺後の出血量によっては急性腹症で開腹手術などを要することがあるので注意する.
体外受精―受精失敗を回避して,多くの良好受精卵を獲得する
体外受精で受精失敗を回避するために―split-ICSI・rescue-ICSIの意義
著者: 平岡謙一郎 , 川井清考
ページ範囲:P.29 - P.32
▶体外受精(卵子と精子を共培養して受精させる方法)をしたのちに1個も受精しない“受精失敗”は10〜15%の頻度で起こる.
▶“split-ICSI”は採取した卵子の半数ずつに体外受精と顕微授精(卵子の中に1個の精子を注入)をする方法である.
▶“rescue-ICSI”は体外受精後,早期に受精判定を行い,受精していないと判断した卵子に直ちに顕微授精をする方法である.
顕微授精で受精失敗を回避するために―人為的卵子活性化
著者: 長谷川久隆
ページ範囲:P.33 - P.36
▶ヒトを含む多くの哺乳動物種において,卵子活性化は受精およびその後の胚発生にきわめて重要である.卵子の活性化はカルシウムイオン(Ca2+)の上昇を伴うプロセスである.
▶顕微授精後の受精障害に対して,人為的卵子活性化は有効であることが多数報告されている.人為的卵子活性化法には,主に電気刺激,ストロンチウム,カルシウムイオノフォアがある.
▶人為的卵子活性化の効果と安全性についてはエビデンスが十分とはいえず,その適応については慎重に決定する必要がある.
顕微授精で受精卵の障害を低減するために―紡錘体の確認とPiezo-ICSI
著者: 奥山紀之 , 京野廣一
ページ範囲:P.37 - P.40
▶紡錘体を観察することで減数分裂の状況を予測することができる.
▶Piezo-ICSIは変性率の低下などが期待できる低侵襲的な手法である.
▶安定した成績にはセッティングから温度管理までの厳密な培養室管理が必要である.
ヒアルロン酸結合能による精子選別―PICSIの有用性
著者: 清水勇聡 , 神山洋
ページ範囲:P.41 - P.45
▶正常に成熟した精子はspermiogenesisの過程で,①原形質膜の再構築,②細胞質の押し出し,③核の成熟が起こる.また,HspA2の発現により高密度のヒアルロン酸レセプターが形成される.
▶成熟精子はヒアルロン酸に結合でき,ヒアルロン酸に結合した精子は染色体異数性やDNA断片化の割合が低い.顕微授精(ICSI)では,形態的評価と生理学的評価で精子を選ぶ必要がある.
▶HBA® assayで精子のヒアルロン酸結合能・受精能を評価してからPICSI® DishやSpermSlowTMで生理学的な精子選別をするとICSIの効果は高まり,流産率などの改善が見込まれる.
高倍率観察による精子選別―IMSIとZyMotの有用性
著者: 家田祥子
ページ範囲:P.46 - P.52
▶IMSIによる精子形態観察が重要とされている.
▶IMSIはDNA Fragmentationの少ない精子を選別し,培養成績ならびに臨床成績を向上させる.
▶ZyMotスパームセパレータにより前進運動性の高い精子が選別できる.
胚培養―着床率の高い受精卵を選別して妊娠率を向上させる
培養液と培養環境―one-step培養液とsequential培養液,pH測定など
著者: 泊博幸 , 詠田由美
ページ範囲:P.53 - P.57
▶最適な培養環境を構築するためには,以下の3点が必要である.
1.胚発生における生理的環境を理解すること.
2.培養液の役割を理解すること.
3.培養環境ならび培養液の有用性を自施設において検討すること.
ヒト胚の発生と形態学的胚評価
著者: 大月純子
ページ範囲:P.58 - P.62
▶卵細胞膜への精子融合地点と第二極体放出地点が近接していると高頻度に雌雄のゲノムを含む1前核(1PN)を形成する.
▶出産に至る胚の雌雄前核形成初期は雄性前核サイズが大きく,雌性前核サイズは徐々に雄性前核サイズに近づき核膜消失直前までに差が縮まる.
▶sERCを呈する卵母細胞は細胞分裂,細胞骨格機構,ミトコンドリア活性などにかかわる遺伝子発現が減少しており,細胞分裂失敗やアクチン分布異常の頻度が高いことが報告されている.
タイムラプスによる胚評価法―その臨床的意義
著者: 湯本啓太郎 , 見尾保幸
ページ範囲:P.63 - P.70
▶タイムラプス培養器は通常培養器に比して,扉の開閉回数が減少し,安定した培養環境の維持が容易であるが,無加湿環境では培養液中浸透圧上昇などに注意が必要である.
▶タイムラプスにより,形態評価に動態評価を加味することで,より質の高い胚評価につながる.
▶初期分割不良を呈する難治症例において,前核期人為的透明帯除去法は有益な手技である.
PGT-Aによる染色体正常胚の選別―その適応と臨床的意義
著者: 原田枝美 , 河野康志
ページ範囲:P.71 - P.76
▶PGT-Aの施行は,特に高齢女性(AMA)の患者に高い有効性が示される.ただし,胚移植あたりの臨床成績は有意に改善するが,患者あたりの臨床成績改善には至っていない.
▶モザイク胚を移植する際は,慎重に移植胚の選択を行い,十分な遺伝カウンセリングのもとに施行する.
▶現時点ではPGT-Aが出生児にもたらす負の影響は報告されていないが,長期的な予後については不明であり,今後のデータ集積が待たれる.
胚移植と子宮内環境―良好な子宮内環境に受精卵を確実に移植する
胚移植失敗の原因と回避―移植胚数と胚移植の基本的手技
著者: 佐藤卓 , 水口雄貴
ページ範囲:P.77 - P.82
▶わが国においては,日本産科婦人科学会の会告により移植胚の数は原則として1つと定められているのだが,本来であれば患者の特性や過去の治療成績などを考慮した個別化された対応が望まれる.
▶胚移植の実施上で留意すべき事項として,超音波ガイド下での実施およびソフト・カテーテルの使用が強く推奨される.また,移植後のbed restは推奨されない.
着床を促進する因子―内膜スクラッチ・エンブリオグルー
著者: 大石元
ページ範囲:P.83 - P.86
▶近年の生殖補助医療では,さまざまな技術的な進歩にもかかわらず,胚移植あたりの妊娠率がさほど改善しておらず,良好胚を移植しても妊娠成立しない反復着床不全に対する対応が課題となっている.
▶胚移植前に子宮内膜へ局所的損傷(器械的刺激)を加えることで着床率が上昇するとの報告があり,着床不全症例に対して子宮内膜スクラッチが導入されているが,エビデンスが不十分である.
▶高濃度ヒアルロン酸含有培養液であるエンブリオグルーを用いることで,着床率が上昇し臨床妊娠率と出生率が向上することが示されている.
慢性子宮内膜炎・子宮内細菌叢と着床―子宮内環境の評価法と治療法
著者: 黒田恵司
ページ範囲:P.89 - P.92
▶子宮内細菌叢の異常は,妊孕能の低下に関与する可能性はあるが,はっきりしていない.
▶慢性子宮内膜炎は子宮内膜局所のCD138陽性形質細胞を伴う持続的な炎症疾患である.
▶慢性子宮内膜炎は妊娠における着床を阻害し,流産率を上げる可能性があり,治療するとその後の妊娠成績が向上する.
▶治療は原則,ドキシサイクリンなどの抗菌薬であるが,子宮内膜ポリープを認める場合には,抗菌薬を用いずに子宮鏡手術を優先する必要がある.
着床時期検査の実施法と有用性
著者: 松林秀彦
ページ範囲:P.93 - P.96
▶反復着床不全に対する検査として,胚因子としてはPGT-A,子宮(内膜)因子としては慢性子宮内膜炎,着床時期検査,子宮(腟)フローラ,免疫,血液凝固,銅・亜鉛などがある.
▶着床時期検査は着床できる時期(着床の窓)を推測する検査.現在の日本で実施可能なのは,スペインIgenomix社のERA検査と米国Cooper Surgical社のERPeak検査である.
▶ERA検査の有用性に関する論文には賛否両論がある.一方で,ERPeak検査は新しい検査のためエビデンスが乏しい.いずれの検査も,今後の前方視的検討が待たれる.
子宮内膜増殖不全に対する多血小板血漿(PRP)療法
著者: 久須美真紀 , 堤治
ページ範囲:P.97 - P.101
▶PRP療法とは血小板から放出されるサイトカインによる細胞増殖,血管新生,抗炎症作用などを利用した治療法で自己由来のため感染や免疫応答のリスクがなく,安全性が高い.
▶増殖期子宮内膜に投与することにより,子宮内膜増殖作用が期待でき,着床環境を改善する可能性がある.
▶PRP療法は菲薄化子宮内膜以外の着床障害や,卵巣機能不全に対する卵巣注入など可能性が広がっている.
SEET法による子宮内環境の調整法
著者: 後藤栄
ページ範囲:P.102 - P.106
▶SEET法は着床の窓(implantation window)を拡げ着床率を高める可能性がある移植方法である.
▶反復移植不成功例だけでなく,初回移植から適応しても良好な成績が得られている.
▶特に,凍結融解良好胚盤胞をHRT周期で移植する場合は,SEET法を併用するほうが妊娠率が上昇する.
免疫操作法(1)―Th1/Th2とタクロリムス
著者: 中川浩次
ページ範囲:P.107 - P.110
▶反復着床不全症には免疫学的評価を実施し,免疫療法が必要か否かの判断を要する.
▶免疫学的拒絶が疑われる症例では,免疫療法としてタクロリムスを胚移植前から使用する.その管理はタクロリムスの血中濃度で行うことが好ましい.
▶Th1/Th2が高値の反復着床不全症例では,子宮内膜においてもINF-γの発現が高く,IL10の発現が低い(血中も同傾向).タクロリムスの使用でこの拒絶バランスが是正される.
免疫操作法(2)―アスピリン・ヘパリン・免疫グロブリン・脂肪乳剤・プレドニゾロン・ヒドロキシクロロキン
著者: 福井淳史 , 山谷文乃 , 柴原浩章
ページ範囲:P.111 - P.116
▶着床期の子宮内膜にはT細胞,NK細胞などの免疫担当細胞が存在し,妊娠の成立・維持に重要な役割を果たしている.
▶T細胞,NK細胞などの免疫担当細胞の異常を有する反復着床不全症例に対して免疫調整療法が有効である可能性がある.
▶反復着床不全症例に対する免疫調整薬として,アスピリン,ヘパリン,免疫グロブリン,脂肪乳剤,プレドニゾロン,ヒドロキシクロロキンなどが試みられている.
胚凍結―受精卵を効率的に安全に凍結する
凍結胚移植の内膜調整―自然周期・ホルモン補充周期・排卵誘発周期移植の概要と特質
著者: 向田哲規
ページ範囲:P.117 - P.121
▶受精後,胚の発達段階において最も適切な凍結保存時期を低温生物学的に考慮すると,それは胚盤胞であり,なかでも拡大胚盤胞が臨床成績の点で最も生存性が高い.
▶ガラス化保存融解後の胚盤胞の生存性確認において最も重要な特徴は,中心細胞塊(ICM)や栄養外細胞層(TE)の細胞形態と胞胚腔の再拡大である.
▶凍結保存および融解ステップと液体窒素内での保存は非生理学的状態であり胚の透明帯は硬化するため,融解移植する際には透明帯補助孵化法(assisted hatching)は必須である.
▶融解胚移植周期の子宮内膜調整法には,大別して排卵後の黄体から分泌される内因性ホルモンが子宮内膜作成に関与する排卵周期と,外因性ホルモン投与が内膜を作成するホルモン補充周期の2つがあり,その特徴を理解し選択すべきである.
▶黄体期子宮内膜機能不全の場合,適切な内膜の分泌変化が障害される可能性があり,それが着床のwindowのずれに関係するため,融解移植のタイミングを前後させ対応する必要がある.
新鮮胚移植と凍結胚移植の安全性
著者: 岩佐武 , 湊沙希 , 山本由理
ページ範囲:P.122 - P.125
▶全胚凍結法は新鮮胚移植から開始する従来のIVF/ICSI法と比べて,累積生産率を向上させない.
▶凍結融解胚移植は新鮮胚移植に比べて,中等症および重症OHSSの発症率を低下させる.
▶凍結融解胚移植は新鮮胚移植に比べて,特にhigh responderにおいて生産率を高める可能性がある.
▶凍結融解胚移植は児の出生体重を増加させる.一方,新鮮胚移植は児の出生体重を低下させる.また,移植の方法が妊娠合併症の発症リスクに影響を及ぼす可能性がある.
第3章 生殖補助医療の調節卵巣刺激
卵胞発育の最新理論解説とランダムスタート法―なぜ3日目からの刺激なのか,ランダムスタートでどう変わったか
著者: 黄海鵬 , 髙井泰
ページ範囲:P.128 - P.131
▶1回の月経周期中に2〜3回の卵胞発育の「波」があるfollicular wave theoryが提唱されている.
▶follicular wave theoryにもとづき,月経周期に関係なく卵巣刺激を開始するランダムスタート法が考案され,月経周期初期から開始する従来法と比べて同等の採卵成績が報告されている.
▶ランダムスタート法は女性悪性腫瘍患者らに対する妊孕性温存症例に広く応用され,短期間での採卵が可能となった.
卵巣刺激法の選択とAMH・AFC―卵巣予備能にあわせた刺激法を
著者: 浅田義正
ページ範囲:P.132 - P.135
▶アンチミューラリアンホルモン(AMH)および胞状卵胞数(AFC)は体外受精における調節卵巣刺激で採れる卵子の数と相関する.当院のデータでは,AMHのほうがAFCに比べてよりよく相関していた.
▶当院では,年齢とAMH値で,不妊治療のステップアップのスピード,調節卵巣刺激法の選択と開始投与量を判断している.
▶体外受精の採卵あたりの妊娠率は,刺激法によって成績が変わるのではなく,成熟卵の数によって成績が変わる.全胚凍結(Freeze All)において,至適採卵数はない.
卵巣過剰刺激症候群(OHSS)回避の最近の考え方
著者: 北原慈和 , 岩瀬明
ページ範囲:P.136 - P.139
▶卵巣過剰刺激症候群(OHSS)のリスク因子を理解することにより,発症予防を行うことが重要である.
▶OHSS発症リスクが高い場合,トリガーの種類にも注意を払うべきである.
▶妊娠成立がOHSSの増悪因子となるため,OHSSのリスクが高い場合は全胚凍結を考慮するべきである.
▶OHSS発症リスクが高い場合,薬剤を用いた予防法も行われるようになってきている.ただし,適応外使用の薬剤も含まれているため,注意が必要である.
卵巣刺激薬
クロミフェン・レトロゾールを用いた調節卵巣刺激
著者: 唐木田真也 , 加藤恵一
ページ範囲:P.140 - P.144
▶低刺激周期法であるクロミフェンクエン酸塩(以下,クロミフェン),アロマターゼ阻害薬(以下,レトロゾール)は,下垂体抑制を行わず内因性ホルモンを利用する卵巣刺激法である.
▶低刺激周期法では排卵誘発剤の多量投与を抑えることができるため,重大な副作用も少なく,患者の身体的,経済的負担の少ない優れた卵巣刺激法である.
▶自然に発来するLHサージを見極め,採卵時期を決定することが大切である.そのため,生理的なホルモン動態の理解,卵胞計測,それに基づく判断能力が必須である.
rFSH製剤・ホリトロピンデルタ(レコベル®)の用い方と有用性
著者: 松山玲子 , 藤本晃久 , 西井修
ページ範囲:P.145 - P.148
▶リコンビナント卵胞刺激ホルモン(rFSH)製剤は調節卵巣刺激法において中心的に用いられる薬剤である.使用にあたっては単一卵胞発育機序と複数卵胞発育の理論を理解する.
▶卵巣予備能評価に基づく個別化刺激により,高反応者では確実に卵巣過剰刺激症候群を予防し,低反応者では予測収量に見合う低刺激法を選択する.
▶ホリトロピンデルタ(レコベル®)はヒト細胞由来の新しいrFSH製剤であり,血清AMH値に基づいて投与量を決定する.
ホルモン受容体陽性乳がん患者に対する妊孕性温存療法におけるアロマターゼ阻害薬を併用した調節卵巣刺激の意義
著者: 前沢忠志 , 池田智明 , 鈴木直
ページ範囲:P.149 - P.154
▶ホルモン受容体陽性乳がん患者に対する調節卵巣刺激において,アロマターゼ阻害薬の使用はエストロゲンの上昇を抑制しながら多数の卵子を保存できる点において有用である.
▶妊孕性温存目的の調節卵巣刺激法として,注射製剤を用いた方法が選択されることが多いことから,アロマターゼ阻害薬の作用による卵巣過剰刺激症候群のリスク低減が期待できる.
▶アロマターゼ阻害薬の使用による体外受精後の妊娠・分娩,新生児の転帰は,自然周期やホルモン補充周期と比較しても遜色がない.
▶アロマターゼ阻害薬の使用による調節卵巣刺激後の乳がんの長期予後については不明である.
自然周期採卵(natural cycle)の意義
著者: 貝嶋弘恒 , 藤城栄美 , 米山剛一
ページ範囲:P.155 - P.159
▶卵巣機能低下を伴う高年齢患者には自然周期が適応となる.
▶自然周期の問題点として,黄体化ホルモン(LH)サージの発来,排卵済によるキャンセル率の高さがある.
▶適切な周期における採卵をめざし,妊娠率の向上につなげる.
内因性LHサージ抑制法
Long法・Short法
著者: 銘苅桂子
ページ範囲:P.160 - P.162
▶調節卵巣刺激法は,GnRHアゴニストの投与を採卵周期前の周期から開始するLong法,採卵周期の月経時より開始するShort法に分けられる.
▶Long法は発育卵胞径が均一になるという利点があり,卵巣機能が比較的保たれている症例や,採卵日の調整が必要な症例が適応となる.
▶Short法はflare up効果が期待できるため,Long法を適応とする症例よりもやや卵巣機能低下が予想される症例が適応となる.
凍結融解胚移植の治療成績がよいのはなぜ?
著者: 吉田淳
ページ範囲:P.163 - P.164
▶凍結融解の過程は胚にダメージを与えることがあるが,凍結融解胚移植の成績が新鮮胚移植の成績より高いため,日本では凍結融解胚移植が圧倒的に多く実施されている.
▶その理由として,①高刺激では子宮内膜の成熟が早いため着床率が低下する,②クロミッドを使用した卵巣刺激では,副作用によって子宮内膜が薄くなるときがあり着床率が低くなる,③採卵直後は子宮収縮が多いため着床率が低下する,などがある.
プロゲステロンによる新しい内因性LHサージ抑制―PPOS法による調節卵巣刺激
著者: 山田愛 , 塩谷雅英
ページ範囲:P.165 - P.170
▶progestin primed ovarian stimulation(PPOS)法は,プロゲスチンを内服しつつ刺激を行う,全凍結を前提とした新しい調節卵巣刺激法である.
▶PPOS法は,調節卵巣刺激中のLHサージ抑制効果を有し,従来のアゴニスト法やアンタゴニスト法と比較して遜色のない採卵成績および臨床妊娠率が得られる方法である.
▶プロゲスチン剤の選択と至適投与量,開始のタイミング,トリガーの選択に関する知見が積み重なり,幅広く臨床応用されるに至っている.
LHサージ誘発法(trigger)
hCG投与とそれ以外のLHサージ誘発法―double/dual trigger・r-hCGとその臨床的意義
著者: 杉山力一 , 中川浩次
ページ範囲:P.171 - P.175
▶ARTにおけるLHサージ誘起法には,現在,GnRH―アゴニストの点鼻法とhCG製剤の皮下/筋肉投与があり,hCG製剤は半減期が長く,OHSSのリスクを伴う場合は,GnRH―アゴニストの点鼻法が望ましい.
▶GnRH―アゴニストは即効性があり,自然のLHサージと似た状態を作ることができる.一方,下垂体の脱感後やGnRH―アンタゴニスト使用直後は,hCG製剤を用いて誘起を行う.
▶高ゴナドトロピン状態からの卵巣刺激の際には,hCG製剤を使用した誘起が望ましい.
第4章 生殖補助医療時代の一般不妊診療―検査や治療の意義と限界 内分泌学的検査
各種ホルモン測定の実施法と評価法―FSH・LH・E2・P4
著者: 片桐由起子
ページ範囲:P.178 - P.180
▶卵胞刺激ホルモン(FSH)基礎値が15mIU/mLを超える場合は,卵巣機能低下を考える.
▶エストラジオール(E2)基礎値が80pg/mL以上を示すような場合も卵巣機能低下を推測する.
▶天然型プロゲスチン腟製剤投与時の血中プロゲステロン(P4)値は,子宮内膜組織濃度より低く検出される.
インスリン抵抗性の検査と評価法―生殖補助医療での活用法
著者: 北村誠司
ページ範囲:P.181 - P.183
▶多囊胞性卵巣症候群(PCOS)ではインスリン抵抗性のあるケースが認められる.
▶インスリン抵抗値の検査には,空腹時のインスリン値(IRI)や75g経口ブドウ糖負荷後30分のインスリン値,HOMA-Rが使いやすい.
▶PCOSの患者にインスリン抵抗性が認められた場合,メトホルミンやピオグリタゾンが有効なことがある.
甲状腺ホルモンと不妊―TSH・FT4・FT3・抗甲状腺抗体
著者: 吉原愛
ページ範囲:P.184 - P.187
▶甲状腺機能亢進症では月経異常を伴うことが多い.バセドウ病の場合には甲状腺機能を正常に維持することが重要である.
▶甲状腺機能低下症は不妊と関連を認めるが,甲状腺ホルモンを適切に補充することで改善を認める.潜在性甲状腺機能低下症においても,不妊,流産,早産との関連が報告されている.
▶胎児の成長には甲状腺ホルモンが必須であり,妊娠中は甲状腺ホルモンの需要が増加する.母体の甲状腺機能低下症では,児の中枢神経の発達の観点から速やかに甲状腺機能を正常化させることが重要である.
プロラクチンと不妊
著者: 林正美 , 大道正英
ページ範囲:P.188 - P.191
▶血中プロラクチン(PRL)濃度が高値であっても症状がない場合,マクロプロラクチン血症との鑑別が必要である.
▶高PRL血症の治療にはドーパミンアゴニスト製剤が第一選択とされ,カベルゴリンは副作用が最も少なく使いやすい.
▶卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の発症リスクが高い場合,ドーパミンアゴニスト製剤はOHSSの発症率および重症化率を低下させることが報告されている.
卵胞発育モニタリングと基礎体温―排卵日予測の現在と未来
著者: 白藤文 , 宮崎有美子 , 折坂誠
ページ範囲:P.192 - P.195
▶卵胞発育モニタリングは,経腟超音波断層法による経時的な卵胞径の計測と,尿中LH測定をメインに,いくつかの検査を組み合わせて行う.
▶基礎体温のビッグデータ解析など,さまざまなデジタル技術を活用して,排卵日を予測しようとする新たな試みが進行している.
卵管疎通性検査と治療
卵管疎通性検査の実施法と評価法
著者: 佐藤健二
ページ範囲:P.196 - P.199
▶子宮卵管造影検査(HSG)において,油性造影剤は水溶性造影剤よりHSG後の妊娠率向上効果が高いと報告されている.一方,油性造影剤は吸収されるまでに時間がかかるため,母児の甲状腺機能への影響は水溶性造影剤より大きいことに注意を要する.
▶HSG後の合併症では,造影剤の血管内流入が最も頻度が高いと報告されているが,肺塞栓や死亡に至るようなケースは稀である.
▶超音波下卵管通水検査はX線撮影設備が不要であり,導入しやすい.超音波診断用造影剤の製造中止があり,生理食塩水にエアバブルを混ぜたものを使用することで代用している施設が多い.HSGと同程度の精度であり,十分なスクリーニング検査が可能である.3Dやドプラの使用で精度を向上できる可能性がある.
クラミジア検査の適応と診断法
著者: 中林章
ページ範囲:P.200 - P.201
▶クラミジア子宮頸管炎の半数以上は無症状である.
▶クラミジアの卵管への慢性持続感染は,卵管性不妊を招く.
▶一般的不妊診療において,現行感染および既往感染を把握するために血清抗体検査を行う.
子宮鏡下選択的通水と卵管鏡下卵管形成術―どのような場合にARTに切り替えるか
著者: 田島博人
ページ範囲:P.202 - P.205
▶子宮鏡下選択的通水で卵管通過性が確認できれば,半年を目途に自然・子宮内精子注入法(IUI)妊娠を期待する.
▶卵管鏡下卵管形成術後も同様に,半年を目途にARTへのステップアップを行う.
▶卵管遠位病変疑いや内膜症合併,30代後半以降などでは,ART導入のタイミングを逃さないようにする.
腹腔鏡検査の意義と適応―体外受精を見据えて
著者: 宇津宮隆史
ページ範囲:P.206 - P.211
▶腹腔鏡手術の発展により,多くの婦人科疾患の治療が腹腔鏡で行われるようになった.
▶不妊治療は可及的人工的手技の少ない方法で行うべきで,その意味でも腹腔鏡検査は重要である.
▶体外受精に入る前に押さえておくべきポイントも腹腔鏡検査・手術で解決できることがある.
子宮因子
office hysteroscopy―どこまでできるか?
著者: 升田博隆
ページ範囲:P.212 - P.216
▶office hysteroscopyという言葉には,外来において行う子宮鏡検査と子宮鏡手術が含まれる.本邦では外来子宮鏡手術を施行している施設はまだ少ないが,欧米では普及している手技である.
▶子宮鏡は,軟性子宮鏡と硬性子宮鏡に大別され,軟性鏡にはファイバースコープとビデオスコープがある.それぞれの利点と欠点を理解し,使用方法や操作方法の違いも熟知したうえで使い分けることが大切である.
▶外来子宮鏡手術の多くを担うのは細径硬性子宮鏡である.細径硬性子宮鏡では多彩な鉗子類が使用でき,軟性子宮鏡や太径の硬性子宮鏡とは取り扱いや操作方法が大きく異なる.
▶細径硬性子宮鏡を使用することで,外来においても無麻酔下で子宮内避妊具の位置補正や抜去,子宮内膜ポリープ切除,軽症のアッシャーマン症候群の癒着剥離,慢性子宮内膜炎の病巣切除などが可能である.
子宮内病変とその治療―子宮奇形・子宮内膜炎・子宮内ポリープ・子宮筋腫
著者: 栗林靖
ページ範囲:P.217 - P.220
▶子宮腔内病変の確定診断には子宮鏡検査が必要である.
▶着床障害を起こす子宮腔内病変の治療には子宮鏡下手術が有効である.
▶子宮腔内病変の改善は妊娠率・生児獲得率の改善に寄与する.
子宮内膜蠕動様運動の検査法とその評価
著者: 吉野修 , 本田雅子 , 大須賀穣 , 平田修司
ページ範囲:P.221 - P.224
▶子宮内膜蠕動様運動は女性ホルモンや器質的疾患の存在により影響を受けており,生理的,病理的意義があると思われる.
▶近年,オキシトシン/バソプレシン受容体アンタゴニストを用いた妊娠率に関する報告が多くなっている.
原因不明不妊症・PCOSへの対応
原因不明不妊症に対する卵巣刺激―クロミフェン・レトロゾール・hMG
著者: 熊澤由紀代
ページ範囲:P.225 - P.227
▶原因不明不妊症では積極的に不妊治療をすることで早期に妊娠が成立し,累積妊娠率が上昇する.
▶原因不明不妊症の治療では排卵誘発下に人工授精を併用することが推奨される.
多囊胞性卵巣症候群の診断と治療―診断とレトロゾールによる排卵誘発
著者: 松崎利也 , 湊沙希 , 岩佐武
ページ範囲:P.228 - P.232
▶多囊胞性卵巣症候群(PCOS)の症状には人種差があり,日本人のPCOSは肥満例が少なく,アンドロゲン過剰症状の頻度が低いなどの特徴がある.
▶日本産科婦人科学会の診断基準は日本人のPCOSを診断するのに適している.この診断基準で診断したPCOS患者は,国際基準も満たしている.
▶レトロゾールはクロミフェンに比べ排卵率,生産率が高く,海外ではPCOSに対する排卵誘発の第一選択薬に位置付けられている.
人工授精の実際
子宮内授精と頸管内授精
著者: 木村寛子 , 内田浩
ページ範囲:P.233 - P.235
▶自然周期における子宮内授精と頸管内授精とで妊娠率,出生率に明らかな差異があるとはいえない.
▶挿入困難例は無理をせずストレスフリーな頸管内授精も選択の1つである.
人工授精のタイミングとhCG投与,黄体補充のプロトコール
著者: 福原理恵 , 淵之上康平 , 横山良仁
ページ範囲:P.236 - P.238
▶hCGをトリガーに使用する場合には,hCG投与後24〜40時間の間にAIHを施行する.
▶自然周期でトリガーを使用しない場合,LHサージの翌日にAIHを行う.
人工授精の際の精子調整・精子凍結の方法と留意点
著者: 福岡美桜 , 山田満稔 , 宇津野宏樹 , 上條慎太郎 , 浜谷敏生 , 田中守
ページ範囲:P.239 - P.243
▶人工授精とは,一般的に調整した精子を子宮内に注入する方法を指す.
▶人工授精における精子調整法は大きく密度勾配遠心法とswim up法に分類される.
▶非配偶者間人工授精においては日本産科婦人科学会の会告により凍結精子を使用するよう義務付けられている.
男性不妊―検査
精液検査の実施法と評価法―どういう場合に何を疑うか
著者: 湯村寧 , 齋藤智樹 , 竹島徹平
ページ範囲:P.245 - P.249
▶精液検査は男性不妊患者に対するはじめの一歩の検査である.多くの検査方法,検査デバイスが存在するが,射精後1時間以内での検査,治療開始前に2〜3回の検査施行などの原則は遵守すべきである.
▶2021年にWHOは精液所見の正常下限値改訂を行っており,説明時に注意が必要である.
▶精液所見異常の場合,男性不妊を呈する疾患を念頭に置きつつ診療・検査を行うべきである.
泌尿器科的診察・陰囊超音波・CT/MRI
著者: 大橋正和 , 森田伸也 , 高松公晴
ページ範囲:P.250 - P.254
▶不妊原因の約半数が男性サイドに存在する.泌尿器科医による男性不妊治療で,①精液所見が改善しART→IUI→タイミングといった婦人科不妊治療の“step down”が可能となる症例や,②性行為が可能となり自然妊娠が可能となる症例が多々ある.男性サイドに問題がある場合は,泌尿器科男性不妊専門医に積極的に紹介してほしい.
▶男性不妊診療は,問診,身体診察,ホルモン採血,陰囊超音波,CT・MRIなどの多角的なアプローチにより行われる.
男性不妊のホルモン測定の適応と実施法
著者: 佐藤雄一 , 小川総一郎 , 小島祥敬
ページ範囲:P.255 - P.257
▶男性不妊症例においてはLH,FSH,テストステロンの測定は必須であり,午前中の採血が望ましい.必要に応じてプロラクチン,エストラジオールも測定する.
▶FSH値が7〜8mIU/mL以上の場合は造精機能障害を伴っている場合が多く,精索静脈瘤などの基礎疾患の精査が必要である.
▶低ゴナドトロピン性性腺機能低下症はゴナドトロピン療法により高率に射出精子を認めることから,FSH,テストステロンがともに低値の場合には疑う必要がある.
重症男性不妊に対する染色体・遺伝子検査の適応と意義
著者: 小宮顕
ページ範囲:P.258 - P.262
▶精子濃度が500万〜1000万/mL未満の症例では遺伝学的検査を実施すべきである.
▶無精子症において,精巣内精子採取術(TESE)の適応を決定する際にY染色体微小欠失の検索が推奨される.
▶遺伝カウンセリングを行える体制の構築が必要である.
抗精子抗体の意義
著者: 柴原浩章 , 本田晴香 , 武田和哉 , 脇本裕
ページ範囲:P.263 - P.266
▶男性側の抗精子抗体(ASA)のスクリーニングには,精液検査の際に運動精子上に結合する精子結合抗体を検出する.血中抗体の検出は臨床的意義が低い.イムノビーズテストは製造中止となり,現在はイムノスフェアを行う.
▶妊孕性のある男性が,射出精子上に結合するASAを保有することがある.これは精子の運動能や受精能を障害するという生物作用を有しないASAが結合する場合である.
▶したがって精子結合抗体が陽性の場合には,二次検査として性交後試験や受精阻害試験を実施し,治療方針を決定することが重要である.
男性不妊―治療
男性不妊症に用いられる薬物療法の種類と実施法
著者: 白石晃司
ページ範囲:P.267 - P.270
▶低ゴナドトロピン性性腺機能低下症に対し,ゴナドトロピン療法により高率に射出精子の出現を認める.
▶非内分泌療法は造精機能障害に対し有効性を示すエビデンスは非常に弱いが,有効である症例は存在し,副作用も少ないことから広く処方されている.
▶クロミフェンやアロマターゼ阻害薬は適応を絞れば有効である可能性が高く,今後のエビデンスの蓄積が期待される.
精索静脈瘤根治術の適応と有効性
著者: 辻村晃
ページ範囲:P.271 - P.273
▶造精機能障害は原因不明のものが多いが,原因が明確なもののなかでは精索静脈瘤が最多(36.6%)である.
▶精索静脈瘤を認めた男性のすべてが造精機能障害を呈するわけではなく,また治療したからといっても必ず精液所見が改善するわけでもないので,十分な説明が必要である.
▶近年,顕微鏡下低位結紮術が普及し,全国調査の結果では,約70%の患者で精液所見の改善が認められた.
simple TESEとmicrodissection TESEの適応と実施法
著者: 岡田弘 , 岩端威之 , 杉本公平
ページ範囲:P.274 - P.277
▶精巣精子採取術(TESE)は無精子症患者の精巣から精子を回収するために行う.診断目的の精巣生検は行うべきでない.精巣へのダメージを最小限に抑えるため,MD-TESEが基本手技である.
▶MD-TESEは,多数例の経験のある術者が行うべきである.精巣精子の凍結保存とこれを融解して卵細胞質内精子注入法(ICSI)を行うことは,エンブリオロジストの高い技術が要求されるため,施設の整備が必要である.
▶精巣精子は凍結保存し,採卵時に融解してICSIに用いるのが基本であるが,凍結保存-融解に弱い精巣精子があるため,採卵日に合わせてTESEを行うfresh TESE-ICSIが必要な場合もある.
*本論文中,関連する動画を見ることができます(公開期間:2025年4月末まで).
逆行性射精の診断と治療―精子採取法
著者: 小林秀行
ページ範囲:P.278 - P.279
▶膀胱頸部の閉鎖不全にて精液が膀胱に流入することで起きる.
▶アモキサピンが70.6%で有効である.
▶アモキサピン無効例に対しては,精巣内精子採取術(TESE)や膀胱内精子回収法を行う.
第5章 提供精子・提供卵子
精子提供と提供精子の需要,子どもの出自を知る権利
著者: 吉政佑之 , 浜谷敏生
ページ範囲:P.282 - P.285
▶提供精子の需要は高まっているが,今後ドナーの匿名性が担保されない可能性があることから精子ドナーは減少傾向にある.
▶現在,本邦においてはSocial Network Serviceを利用した個人間の精子提供も散見され,また海外医療ツーリズムも含めさまざまな精子提供形式が存在している.海外ですでに大きな社会的役割を果たしている世界最大のドナーバンクにも日本からアクセスが可能となっている.
▶子どもの出自を知る権利をめぐって,本邦におけるさまざまなドナーバンクの規制,精子ドナー個人情報の管理などについて社会的コンセンサスの形成や法の整備が待たれる.
卵子提供とその問題点
著者: 久具宏司
ページ範囲:P.286 - P.289
▶卵子提供は,通常の体外受精の延長上に位置付けられる技術であるが,胎児が母体にとって遺伝的つながりをもたない「非自己」であることから,妊娠高血圧症候群などのハイリスク妊娠となりやすい.
▶民法特例法の施行により,第三者が関与する妊娠で生まれた子の親子関係が法律で規定された.これまでの判例同様に,卵子提供妊娠で生まれた子の母親は産んだ女性であることが明記された.
▶卵子提供を実施に移すには,子どもの権利条約を尊重し,提供者募集の際の商業主義や優生思想を排除する制度の構築が重要である.産婦人科医の役割は,提供を受けるカップルを適切に診断することにある.
子宮移植の現状
著者: 阪埜浩司 , 木須伊織 , 青木大輔
ページ範囲:P.290 - P.296
▶近年,先天性および後天性子宮性不妊女性の挙児のために子宮移植という新たな生殖補助医療技術が1つの選択肢として考えられている.
▶海外ではすでに臨床研究が開始され,これまでに87例の子宮移植が実施され,49名の児が誕生している.
▶子宮移植には他の生殖補助医療技術と同様に多くの医学的,倫理的,社会的課題が内包され,臨床応用にはこれらの課題を十分に鑑みたうえで,慎重に検討される必要がある.
▶子宮移植はこれまで挙児が不可能とされていた子宮性不妊女性に福音をもたらすことが大いに期待される.
基本情報
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今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望
69巻7号(2015年7月発行)
今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント
69巻6号(2015年6月発行)
今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date
69巻5号(2015年5月発行)
今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く
69巻4号(2015年4月発行)
増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント
69巻3号(2015年4月発行)
今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開
69巻2号(2015年3月発行)
今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア
69巻1号(2015年1月発行)
今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道
68巻12号(2014年12月発行)
今月の臨床 子宮内膜症治療の未来図
68巻11号(2014年11月発行)
今月の臨床 妊娠高血圧症候群のベストマネジメント
68巻10号(2014年10月発行)
今月の臨床 診療ガイドライン婦人科外来編2014─改訂と追加のポイントを読み解く
68巻9号(2014年9月発行)
今月の臨床 いま注目されている 早発卵巣不全(POI)
68巻8号(2014年8月発行)
今月の臨床 診療ガイドライン産科編2014─改訂と追加のポイントを読み解く
68巻7号(2014年7月発行)
今月の臨床 あなたにもできる 最先端の婦人科手術
68巻6号(2014年6月発行)
今月の臨床 性ホルモン製剤を使いこなす
68巻5号(2014年5月発行)
今月の臨床 妊婦のアレルギー・自己免疫・炎症性疾患─病態と妊婦管理の新しい知見
68巻4号(2014年4月発行)
増刊号 産婦人科処方のすべて─すぐに使える実践ガイド
68巻3号(2014年4月発行)
今月の臨床 メタボとロコモ―これからの女性医療のキーワード
68巻2号(2014年3月発行)
今月の臨床 子宮筋腫―多様化した子宮温存療法
68巻1号(2014年1月発行)
合併増大号 今月の臨床 生殖医療の進歩と課題─安全性の検証から革新的知見まで
67巻12号(2013年12月発行)
今月の臨床 多胎妊娠管理の最新スタンダード─ガイドラインを踏まえて
67巻11号(2013年11月発行)
今月の臨床 進行婦人科がんの集学的治療
67巻10号(2013年10月発行)
今月の臨床 ART成功の秘訣─どうすれば妊娠率は向上するか
67巻9号(2013年9月発行)
今月の臨床 脳性麻痺─発症防止への挑戦
67巻8号(2013年8月発行)
今月の臨床 婦人科がんの予防戦略と早期診断
67巻7号(2013年7月発行)
今月の臨床 思春期診療グレードアップ
67巻6号(2013年6月発行)
今月の臨床 産婦人科超音波診断―新しい技法とその臨床応用
67巻5号(2013年5月発行)
今月の臨床 子宮体がん診療アップデート
67巻4号(2013年4月発行)
増刊号 産婦人科当直医マニュアル―慌てないための虎の巻
67巻3号(2013年4月発行)
今月の臨床 女性骨盤底外科手術Up to Date―増加する患者への対応を学ぶ
67巻2号(2013年3月発行)
今月の臨床 急速遂娩の基本―トラブルを避けるために
67巻1号(2013年1月発行)
今月の臨床 性感染症と母子感染─最新の診断と管理
66巻13号(2012年12月発行)
今月の臨床 これだけは知っておきたい─婦人科がんの緩和ケア
66巻12号(2012年11月発行)
今月の臨床 出生前診断の新しいトレンド
66巻11号(2012年10月発行)
今月の臨床 ホルモン補充療法ガイドライン2012年度版─改訂版を読み解く
66巻10号(2012年9月発行)
今月の臨床 子宮内膜症の薬物療法─薬物特性の理解と個別化治療
66巻9号(2012年8月発行)
今月の臨床 前置胎盤と癒着胎盤─ワンランク上の診断と治療
66巻8号(2012年7月発行)
今月の臨床 絨毛性疾患アップデート─「取扱い規約」改訂をふまえて
66巻7号(2012年6月発行)
今月の臨床 卵子の加齢─避けては通れないARTの課題
66巻6号(2012年5月発行)
今月の臨床 診療ガイドライン産科編2011改訂と追加のポイント
66巻5号(2012年4月発行)
オフィス ギネコロジー 女性のプライマリ・ケア
66巻4号(2012年4月発行)
今月の臨床 最小侵襲手術アップデート─minimally invasive surgery
66巻3号(2012年3月発行)
今月の臨床 不育症の診療指針
66巻2号(2012年2月発行)
今月の臨床 分娩誘発と陣痛促進法の見直し―安全な分娩管理を目指して
66巻1号(2012年1月発行)
今月の臨床 ワンランク上の漢方診療
65巻12号(2011年12月発行)
今月の臨床 早産─ワンランク上の予防と管理
65巻11号(2011年11月発行)
今月の臨床 常位胎盤早期剥離─ワンランク上の診断と治療
65巻10号(2011年10月発行)
今月の臨床 子宮頸癌─予防と妊孕性温存のための治療戦略
65巻9号(2011年9月発行)
今月の臨床 不妊診療のABC─ARTの前にできること
65巻8号(2011年8月発行)
今月の臨床 母子感染─新しい制御戦略
65巻7号(2011年7月発行)
今月の臨床 卵巣がん─最新の治療戦略
65巻6号(2011年6月発行)
今月の臨床 ART─いま何が問題か
65巻5号(2011年5月発行)
今月の臨床 母体と胎児の栄養学
65巻4号(2011年4月発行)
今月の臨床 婦人科内分泌療法─病態の理解と正しい診断に基づく対処・治療のポイント
65巻3号(2011年3月発行)
今月の臨床 絨毛と胎盤をめぐる新知見
65巻2号(2011年2月発行)
今月の臨床 静脈血栓塞栓症─予防・診断・治療
65巻1号(2011年1月発行)
今月の臨床 胎児心拍数モニタリング
64巻12号(2010年12月発行)
今月の臨床 子宮体癌診療の動向─これだけは知っておきたい
64巻11号(2010年11月発行)
今月の臨床 低用量OCの普及をめざして
64巻10号(2010年10月発行)
今月の臨床 ハイリスク妊娠─ここがチェックポイント
64巻9号(2010年9月発行)
今月の臨床 ここが問題─若年女性のやせ・肥満
64巻8号(2010年8月発行)
今月の臨床 子宮内膜症・腺筋症の外科的治療─機能温存をめざして
64巻7号(2010年7月発行)
今月の臨床 異所性妊娠
64巻6号(2010年6月発行)
今月の臨床 産婦人科画像診断のセカンドチョイス
64巻5号(2010年5月発行)
今月の臨床 着床障害―生殖医療のブラックボックス
64巻4号(2010年4月発行)
今月の臨床 これを読めばすべてわかる―最新の産婦人科超音波診断
64巻3号(2010年3月発行)
今月の臨床 子宮頸がんの予防戦略―ワクチンと検診
64巻2号(2010年2月発行)
今月の臨床 ここが知りたい―PCOSの最新情報
64巻1号(2010年1月発行)
今月の臨床 母体救命搬送
63巻12号(2009年12月発行)
今月の臨床 QOLを考慮した婦人科がん治療
63巻11号(2009年11月発行)
今月の臨床 生殖医療のトピックス
63巻10号(2009年10月発行)
今月の臨床 妊娠高血圧症候群と関連疾患
63巻9号(2009年9月発行)
今月の臨床 婦人科がん検診
63巻8号(2009年8月発行)
今月の臨床 若年女性の月経異常を診る
63巻7号(2009年7月発行)
今月の臨床 胎児の診断と治療―最近のトピックス
63巻6号(2009年6月発行)
今月の臨床 HRTの新ガイドラインを読み解く
63巻5号(2009年5月発行)
今月の臨床 性器脱診療の最前線
63巻4号(2009年4月発行)
今月の臨床 ここが聞きたい―不妊・不育症診療ベストプラクティス
63巻3号(2009年3月発行)
今月の臨床 多胎妊娠―母児のリスクとその管理
63巻2号(2009年2月発行)
今月の臨床 性感染症up to date
63巻1号(2009年1月発行)
今月の臨床 産科出血―診断・治療のポイント
62巻12号(2008年12月発行)
今月の臨床 胎児機能不全
62巻11号(2008年11月発行)
今月の臨床 子宮内膜症治療の最前線―症状に応じた治療戦略
62巻10号(2008年10月発行)
今月の臨床 卵巣癌診療の最新情報
62巻9号(2008年9月発行)
今月の臨床 妊産婦の薬物療法―あなたの処方は間違っていませんか
62巻8号(2008年8月発行)
今月の臨床 エキスパートに学ぶ―漢方療法実践講座
62巻7号(2008年7月発行)
今月の臨床 エキスパートに学ぶ―体外受精実践講座
62巻6号(2008年6月発行)
今月の臨床 妊婦の感染症
62巻5号(2008年5月発行)
今月の臨床 婦人科がん化学療法up to date
62巻4号(2008年4月発行)
今月の臨床 産婦人科臨床の難題を解く─私はこうしている
62巻3号(2008年3月発行)
今月の臨床 不妊治療と多胎妊娠
62巻2号(2008年2月発行)
今月の臨床 新生児の蘇生と管理
62巻1号(2008年1月発行)
今月の臨床 子宮筋腫の治療―大きく広がった選択の幅
61巻12号(2007年12月発行)
今月の臨床 不妊診療─現在の課題と将来展望
61巻11号(2007年11月発行)
今月の臨床 胎盤と臍帯の臨床
61巻10号(2007年10月発行)
今月の臨床 ここまできた分子標的治療
61巻9号(2007年9月発行)
今月の臨床 臨床遺伝学─診療に必要な最新情報
61巻8号(2007年8月発行)
今月の臨床 産科超音波診断─正診への道筋
61巻7号(2007年7月発行)
今月の臨床 中高年女性のトータルヘルスケア
61巻6号(2007年6月発行)
今月の臨床 子宮頸癌の治療─現状と展望
61巻5号(2007年5月発行)
今月の臨床 母体救急
61巻4号(2007年4月発行)
今月の臨床 産婦人科外来ベストナビゲーション
61巻3号(2007年3月発行)
今月の臨床 周産期医療の崩壊を防ごう
61巻2号(2007年2月発行)
今月の臨床 子宮体癌の最新知見─専門医のために
61巻1号(2007年1月発行)
今月の臨床 高年妊娠-母児ケアのポイント
60巻12号(2006年12月発行)
今月の臨床 ピル─エビデンスに基づいて新ガイドラインを読み解く
60巻11号(2006年11月発行)
今月の臨床 エイジングと生殖医療
60巻10号(2006年10月発行)
今月の臨床 妊娠中の偶発症候─産科医のプライマリケア
60巻9号(2006年9月発行)
今月の臨床 PCOS─新たな視点
60巻8号(2006年8月発行)
今月の臨床 婦人科がんを見逃さないために
60巻7号(2006年7月発行)
今月の臨床 妊娠のリスク評価
60巻6号(2006年6月発行)
今月の臨床 性差医療
60巻5号(2006年5月発行)
今月の臨床 早産─予防と対策
60巻4号(2006年4月発行)
今月の臨床 女性診療科外来プラクティス
60巻3号(2006年3月発行)
今月の臨床 妊婦と胎児の栄養管理
60巻2号(2006年2月発行)
今月の臨床 子宮内膜症の新しい治療戦略
60巻1号(2006年1月発行)
今月の臨床 ART 2006
59巻12号(2005年12月発行)
今月の臨床 FGR─Fetal Growth Restriction
59巻11号(2005年11月発行)
今月の臨床 婦人科の新しい画像診断法─PETを中心として
59巻10号(2005年10月発行)
今月の臨床 腫瘍マーカー─基礎知識と診療指針
59巻9号(2005年9月発行)
今月の臨床 胎児疾患の管理─胎内治療の時代を迎えて
59巻8号(2005年8月発行)
今月の臨床 骨粗鬆症をめぐる新しい話題
59巻7号(2005年7月発行)
今月の臨床 月経前症候群と月経痛─どう対応するか
59巻6号(2005年6月発行)
今月の臨床 安全な産科手術・処置をめざして
59巻5号(2005年5月発行)
今月の臨床 安全な婦人科手術をめざして
59巻4号(2005年4月発行)
今月の臨床 妊産婦と薬物治療─EBM時代に対応した必須知識
59巻3号(2005年3月発行)
今月の臨床 安全な腹腔鏡下手術をめざして
59巻2号(2005年2月発行)
今月の臨床 症例から学ぶ常位胎盤早期剥離
59巻1号(2005年1月発行)
今月の臨床 症例から学ぶ多嚢胞卵巣
58巻12号(2004年12月発行)
今月の臨床 症例から学ぶ子宮内膜症─子宮内膜症を侮るな
58巻11号(2004年11月発行)
今月の臨床 症例から学ぶ前置胎盤
58巻10号(2004年10月発行)
今月の臨床 ここが知りたい─婦人科がん化学療法
58巻9号(2004年9月発行)
今月の臨床 不育症診療─その理論と実践
58巻8号(2004年8月発行)
今月の臨床 妊娠中毒症─新しい名称と定義
58巻7号(2004年7月発行)
今月の臨床 産婦人科医に必要な乳がんの知識
58巻6号(2004年6月発行)
今月の臨床 Urogynecology
58巻5号(2004年5月発行)
今月の臨床 血栓症と肺塞栓―予防と対策
58巻4号(2004年4月発行)
今月の臨床 無痛分娩・和痛分娩ガイダンス
58巻3号(2004年3月発行)
今月の臨床 不正出血の患者が来たら
58巻2号(2004年2月発行)
今月の臨床 産婦人科診療とリスクマネージメント
58巻1号(2004年1月発行)
今月の臨床 周産期の感染症―管理と対策
57巻12号(2003年12月発行)
今月の臨床 婦人科がん治療の難題を解く―最新のエビデンスを考慮した解説
57巻11号(2003年11月発行)
今月の臨床 不妊治療の難題を解く―最新のエビデンスを考慮した解説
57巻10号(2003年10月発行)
今月の臨床 周産期の難題を解く―最新のエビデンスを考慮した解説
57巻9号(2003年9月発行)
今月の臨床 思春期のヘルスケアとメンタルケア
57巻8号(2003年8月発行)
今月の臨床 妊娠と免疫
57巻7号(2003年7月発行)
今月の臨床 UAE―子宮筋腫塞栓療法
57巻6号(2003年6月発行)
今月の臨床 ホルモン補充療法を再考する
57巻5号(2003年5月発行)
今月の臨床 妊娠と薬物―EBM時代に対応した必須知識
57巻4号(2003年4月発行)
今月の臨床 ここが聞きたい 産婦人科外来における対処と処方
57巻3号(2003年3月発行)
今月の臨床 母体症候―救急疾患の鑑別と初期対応
57巻2号(2003年2月発行)
今月の臨床 産婦人科診療における心のケア
57巻1号(2003年1月発行)
今月の臨床 婦人科がん検診
56巻12号(2002年12月発行)
今月の臨床 分娩の多様化とリスク管理
56巻11号(2002年11月発行)
今月の臨床 更年期・老年期医療のピットフォール
56巻10号(2002年10月発行)
今月の臨床 不妊診療のピットフォール
56巻9号(2002年9月発行)
今月の臨床 妊婦健診のピットフォール
56巻8号(2002年8月発行)
今月の臨床 —どこまで可能か—悪性腫瘍治療と妊孕能温存
56巻7号(2002年7月発行)
今月の臨床 頸管無力症と頸管縫縮術
56巻6号(2002年6月発行)
今月の臨床 多胎妊娠管理—レベルアップのために
56巻5号(2002年5月発行)
今月の臨床 ここまでわかる産婦人科のMRI
56巻4号(2002年4月発行)
今月の臨床 産婦人科手術における合併症管理のすべて
56巻3号(2002年3月発行)
今月の臨床 子宮筋腫—最近の話題
56巻2号(2002年2月発行)
今月の臨床 産婦人科と糖尿病—基礎知識と実地臨床
56巻1号(2002年1月発行)
今月の臨床 女性内科的アプローチ—循環器系を中心に
55巻12号(2001年12月発行)
今月の臨床 子宮内膜症治療のストラテジー
55巻11号(2001年11月発行)
今月の臨床 周産期救急と周産母子センター
55巻10号(2001年10月発行)
今月の臨床 ライフスタイルの変化と女性の健康
55巻9号(2001年9月発行)
今月の臨床 子宮外妊娠—新しい視点から
55巻8号(2001年8月発行)
今月の臨床 遺伝子医療—現況と将来
55巻7号(2001年7月発行)
今月の臨床 排卵誘発の問題点—新しい工夫と対策
55巻6号(2001年6月発行)
今月の臨床 Obstetrics is a bloody business
55巻5号(2001年5月発行)
今月の臨床 一歩先行く超音波胎児検診
55巻4号(2001年4月発行)
今月の臨床 婦人科医のための乳癌検診
55巻3号(2001年3月発行)
今月の臨床 腹腔鏡下手術—知っておくべき最新情報
55巻2号(2001年2月発行)
今月の臨床 妊娠中毒症—新しい視点から
55巻1号(2001年1月発行)
今月の臨床 性感染症—胎児から癌まで
54巻12号(2000年12月発行)
今月の臨床 ART最新情報—妊娠率向上のために
54巻11号(2000年11月発行)
今月の臨床 母子感染—最新の管理指針を考える
54巻10号(2000年10月発行)
今月の臨床 女性の泌尿器疾患—最新情報
54巻9号(2000年9月発行)
今月の臨床 思春期外来—診療上の留意点
54巻8号(2000年8月発行)
今月の臨床 無痛分娩・和痛分娩
54巻7号(2000年7月発行)
今月の臨床 避妊法—問題点とその対策
54巻6号(2000年6月発行)
今月の臨床 子宮頸癌—最近のトピック
54巻5号(2000年5月発行)
今月の臨床 ハイリスク分娩の管理指針
54巻4号(2000年4月発行)
今月の臨床 生殖内分泌と不妊診療の最新データ
54巻3号(2000年3月発行)
今月の臨床 新生児外科の最前線—産科医としての必須知識
54巻2号(2000年2月発行)
今月の臨床 ホルモン療法のピットフォール—あなたの方法は間違っていませんか
54巻1号(2000年1月発行)
今月の臨床 胎盤異常と臨床
53巻12号(1999年12月発行)
今月の臨床 産褥の異常と対策
53巻11号(1999年11月発行)
今月の臨床 不正性器出血—原因と対応
53巻10号(1999年10月発行)
今月の臨床 —リニューアル—帝王切開
53巻9号(1999年9月発行)
今月の臨床 増えてきた子宮体癌
53巻8号(1999年8月発行)
今月の臨床 生殖医療とバイオエシックス
53巻7号(1999年7月発行)
今月の臨床 胎児へのlife line臍帯
53巻6号(1999年6月発行)
今月の臨床 卵巣がんと闘うために
53巻5号(1999年5月発行)
今月の臨床 PCO症候群を斬る
53巻4号(1999年4月発行)
今月の臨床 婦人科外来
53巻3号(1999年3月発行)
今月の臨床 新生児トラブルの初期対応—産科医へのアドバイス
53巻2号(1999年2月発行)
今月の臨床 GnRH療法の新展開
53巻1号(1999年1月発行)
今月の臨床 性の分化とその異常—どこまで解明されたか
52巻12号(1998年12月発行)
今月の臨床 内視鏡手術—どこまで進んだか
52巻11号(1998年11月発行)
今月の臨床 HRT—ベストテクニック
52巻10号(1998年10月発行)
今月の臨床 羊水
52巻9号(1998年9月発行)
今月の臨床 胎児・新生児のBrain Damage
52巻8号(1998年8月発行)
今月の臨床 サイトカインと産婦人科
52巻7号(1998年7月発行)
今月の臨床 難治性細菌感染症
52巻6号(1998年6月発行)
今月の臨床 卵管性不妊症への対応
52巻5号(1998年5月発行)
今月の臨床 早産対策—いま臨床医ができること
52巻4号(1998年4月発行)
今月の臨床 経腟超音波を使いこなす
52巻3号(1998年3月発行)
今月の臨床 産科と凝固異常
52巻2号(1998年2月発行)
今月の臨床 腫瘍マーカーは何を語るか
52巻1号(1998年1月発行)
今月の臨床 先天異常をどう診るか
51巻12号(1997年12月発行)
今月の臨床 子宮筋腫—最新情報
51巻11号(1997年11月発行)
今月の臨床 男性不妊をどうする
51巻10号(1997年10月発行)
今月の臨床 妊娠初期を診る
51巻9号(1997年9月発行)
今月の臨床 婦人科における検査法—有用性と再評価
51巻8号(1997年8月発行)
今月の臨床 産科における検査法—有用性と再評価
51巻7号(1997年7月発行)
今月の臨床 婦人科がんの化学療法—われわれはこうしいる
51巻6号(1997年6月発行)
今月の臨床 治療困難例の排卵誘発
51巻5号(1997年5月発行)
今月の臨床 エコーガイド下で何ができるか
51巻4号(1997年4月発行)
今月の臨床 低用量ピル—新しい避妊法を知る
51巻3号(1997年3月発行)
今月の臨床 妊娠中毒症—どのように変わったか
51巻2号(1997年2月発行)
今月の臨床 婦人科外来治療—Dos & Don'ts
51巻1号(1997年1月発行)
今月の臨床 着床
50巻12号(1996年12月発行)
今月の臨床 初期治療60分—婦人科救急
50巻11号(1996年11月発行)
今月の臨床 不妊治療—ここが聞きたい
50巻10号(1996年10月発行)
今月の臨床 ホルモン療法—新しい動向を探る
50巻9号(1996年9月発行)
今月の臨床 新生児診療—産科医のためのポイント
50巻8号(1996年8月発行)
今月の臨床 婦人科腫瘍境界悪性—最近の知見と取り扱いの実際
50巻7号(1996年7月発行)
今月の臨床 乳房—管理のポイント
50巻6号(1996年6月発行)
今月の臨床 妊娠と自己免疫疾患
50巻5号(1996年5月発行)
今月の臨床 習慣流産をとめる
50巻4号(1996年4月発行)
今月の臨床 産婦人科エコー診断—撮り方,読み方のこつとポイント
50巻3号(1996年3月発行)
今月の臨床 産婦人科とウイルス感染
50巻2号(1996年2月発行)
今月の臨床 妊婦の糖尿病マネジメント
50巻1号(1996年1月発行)
今月の臨床 子宮内膜症—Controversy '96
49巻12号(1995年12月発行)
今月の臨床 いまなぜ“胎児仮死”か
49巻11号(1995年11月発行)
今月の臨床 無排卵—病態と治療をめぐるトピックス
49巻10号(1995年10月発行)
今月の臨床 初期治療60分—産科救急
49巻9号(1995年9月発行)
今月の臨床 婦人の尿失禁—トラブルへの対処
49巻8号(1995年8月発行)
今月の臨床 体外受精マニュアル—新しく始める人へのアドバイス
49巻7号(1995年7月発行)
今月の臨床 婦人科癌の免疫療法
49巻6号(1995年6月発行)
今月の臨床 イラスト 小手術
49巻5号(1995年5月発行)
今月の臨床 妊娠と血液
49巻4号(1995年4月発行)
今月の臨床 病態生理の最前線—臨床へのフィードバック
49巻3号(1995年3月発行)
今月の臨床 GnRH療法—刺激と抑制
49巻2号(1995年2月発行)
今月の臨床 分娩発来—しくみと調節
49巻1号(1995年1月発行)
今月の臨床 CTかMRIか—婦人科腫瘍読影のポイント
48巻12号(1994年12月発行)
今月の臨床 多胎—いま何が問題か
48巻11号(1994年11月発行)
今月の臨床 難治性合併症を診る—産科
48巻10号(1994年10月発行)
今月の臨床 難治性合併症を診る—婦人科
48巻9号(1994年9月発行)
今月の臨床 婦人科医のためのオステオポローシス
48巻8号(1994年8月発行)
今月の臨床 胎盤—母児接点としての役割
48巻7号(1994年7月発行)
今月の臨床 ハイリスク妊娠—22週までの管理
48巻6号(1994年6月発行)
今月の臨床 早期癌—診療ストラテジー
48巻5号(1994年5月発行)
今月の臨床 骨盤位マニュアル
48巻4号(1994年4月発行)
今月の臨床 婦人科外来検診マニュアル
48巻3号(1994年3月発行)
今月の臨床 IUGR診療
48巻2号(1994年2月発行)
今月の臨床 不妊症はどこまで治せるか
48巻1号(1994年1月発行)
今月の臨床 新しい薬物療法をさぐる
47巻12号(1993年12月発行)
今月の臨床 頸癌,体癌—診療の現況
47巻11号(1993年11月発行)
今月の臨床 胎児環境をチェックする
47巻10号(1993年10月発行)
今月の臨床 不妊の原因を探る
47巻9号(1993年9月発行)
今月の臨床 治療にてこずる感染症
47巻8号(1993年8月発行)
今月の臨床 産婦管理—on callに応える
47巻7号(1993年7月発行)
今月の臨床 ホルモン補充療法;HRT
47巻6号(1993年6月発行)
今月の臨床 外陰の診かた
47巻5号(1993年5月発行)
今月の臨床 産科外来検診マニュアル
47巻4号(1993年4月発行)
今月の臨床 子宮外妊娠—up to date
47巻3号(1993年3月発行)
今月の臨床 良性卵巣腫瘍—治療方針
47巻2号(1993年2月発行)
今月の臨床 子宮全摘出術—私のコツ
47巻1号(1993年1月発行)
今月の臨床 流産
46巻12号(1992年12月発行)
今月の臨床 漢方薬—西洋医薬との使い分け
46巻11号(1992年11月発行)
今月の臨床 思春期診療
46巻10号(1992年10月発行)
今月の臨床 抗癌剤
46巻9号(1992年9月発行)
今月の臨床 排卵—誘発と抑制の実際
46巻8号(1992年8月発行)
今月の臨床 高年婦人科—更年期から老年期へ
46巻7号(1992年7月発行)
今月の臨床 卵巣がん—疫学から治療まで
46巻6号(1992年6月発行)
今月の臨床 帝王切開
46巻5号(1992年5月発行)
今月の臨床 分娩前後の1週間
46巻4号(1992年4月発行)
今月の臨床 不妊治療の進歩
46巻3号(1992年3月発行)
今月の臨床 胎児治療—どこまで可能か
46巻2号(1992年2月発行)
今月の臨床 妊娠と免疫
46巻1号(1992年1月発行)
今月の臨床 子宮内膜症
45巻12号(1991年12月発行)
特集 エコー 診療マニュアル
45巻11号(1991年11月発行)
今月の臨床 計画妊娠—合併疾患への対応
45巻10号(1991年10月発行)
今月の臨床 子宮筋腫—こんなときどうするか
45巻9号(1991年9月発行)
今月の臨床 産婦人科内科—治療のポイント
45巻8号(1991年8月発行)
今月の臨床 外来でみる感染症
45巻7号(1991年7月発行)
今月の臨床 胎児診断—テクニックと評価
45巻6号(1991年6月発行)
今月の臨床 今日の癌検診
45巻5号(1991年5月発行)
今月の臨床 更年期障害
45巻4号(1991年4月発行)
今月の臨床 月経とその異常
45巻3号(1991年3月発行)
今月の臨床 子宮体癌—理解のためのQ&A 33
45巻2号(1991年2月発行)
今月の臨床 Preterm PROM—34週までの問題点
45巻1号(1991年1月発行)
今月の臨床 不育症—その対策のすべて
44巻12号(1990年12月発行)
特集 最新治療薬ガイド1990
44巻11号(1990年11月発行)
特集 卵巣腫瘍の組織発生
44巻10号(1990年10月発行)
特集 今日の子宮内膜症
44巻9号(1990年9月発行)
特集 Safe motherhood—リスクファクターの再評価
44巻8号(1990年8月発行)
特集 初期発生学の進歩と臨床
44巻7号(1990年7月発行)
特集 乳房
44巻6号(1990年6月発行)
特集 抗癌剤の使い方
44巻5号(1990年5月発行)
特集 中高年の婦人科
44巻4号(1990年4月発行)
特集 救急手技のポイント
44巻3号(1990年3月発行)
特集 婦人科癌発症のNatural history
44巻2号(1990年2月発行)
特集 Office Gynecology
44巻1号(1990年1月発行)
特集 着床
43巻12号(1989年12月発行)
特集 治療最新のトピックス
43巻11号(1989年11月発行)
特集 胎盤
43巻10号(1989年10月発行)
特集 高感度ホルモン測定法と臨床応用
43巻9号(1989年9月発行)
特集 Challenging complicationsと分娩のタイミング
43巻8号(1989年8月発行)
特集 子宮内膜症—最近の話題
43巻7号(1989年7月発行)
特集 LH-RHとそのagonist
43巻6号(1989年6月発行)
特集 超音波診断—最近の進歩
43巻5号(1989年5月発行)
特集 MATERNAL ADJUSTMENT
43巻4号(1989年4月発行)
特集 婦人科癌治療の新しい試み
43巻3号(1989年3月発行)
特集 産婦人科と生物活性物質
43巻2号(1989年2月発行)
特集 GIFT
43巻1号(1989年1月発行)
特集 Fetal behavior
42巻12号(1988年12月発行)
特集 生殖免疫
42巻11号(1988年11月発行)
特集 最新の避妊法
42巻10号(1988年10月発行)
特集 話題の感染症
42巻9号(1988年9月発行)
特集 手術療法の進歩
42巻8号(1988年8月発行)
特集 産科DIC
42巻7号(1988年7月発行)
特集 腫瘍免疫療法の試み
42巻6号(1988年6月発行)
特集 Endoscopic Surgery
42巻5号(1988年5月発行)
特集 胎内治療
42巻4号(1988年4月発行)
特集 MRI診断の進歩
42巻3号(1988年3月発行)
特集 ホルモン療法の進歩—ホルモンレセプターと関連して
42巻2号(1988年2月発行)
特集 産科麻酔
42巻1号(1988年1月発行)
特集 腫瘍マーカー
41巻12号(1987年12月発行)
境界領域の再評価とその展開 特集
41巻11号(1987年11月発行)
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41巻9号(1987年9月発行)
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40巻12号(1986年12月発行)
先進医療—日常診療へのアドバイス 特集
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特集 図でみる病態産婦人科学--適正治療のために
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特集 卵巣
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Modern Therapy 新生児異常発見のための臨床検査
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特集 リプロダクションと社会問題
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特集 手術とFunctional Anatomy
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31巻12号(1977年12月発行)
31巻11号(1977年11月発行)
特集 妊娠時の生理--その適応と異常
31巻10号(1977年10月発行)
特集 不妊診療をめぐる最近の進歩
31巻9号(1977年9月発行)
31巻8号(1977年8月発行)
31巻7号(1977年7月発行)
特集 産婦人科における凝固線溶系異常
31巻6号(1977年6月発行)
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31巻4号(1977年4月発行)
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30巻12号(1976年12月発行)
特集 先天異常の胎内診断
30巻11号(1976年11月発行)
特集 産婦人科内分泌異常症候群
30巻10号(1976年10月発行)
30巻9号(1976年9月発行)
30巻8号(1976年8月発行)
特集 ME--最近の話題
30巻7号(1976年7月発行)
特集 実地臨床における胎児胎盤機能検査法とその判定基準
30巻6号(1976年6月発行)
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特集 陣痛誘発
29巻12号(1975年12月発行)
特集 産婦人科手術のポイント
29巻11号(1975年11月発行)
29巻10号(1975年10月発行)
29巻9号(1975年9月発行)
29巻8号(1975年8月発行)
小特集 産科感染症について
29巻7号(1975年7月発行)
29巻6号(1975年6月発行)
29巻5号(1975年5月発行)
29巻4号(1975年4月発行)
29巻3号(1975年3月発行)
29巻2号(1975年2月発行)
29巻1号(1975年1月発行)
28巻12号(1974年12月発行)
28巻11号(1974年11月発行)
小特集 東洋医学とハリ麻酔
28巻10号(1974年10月発行)
28巻9号(1974年9月発行)
28巻7号(1974年8月発行)
28巻6号(1974年6月発行)
28巻5号(1974年5月発行)
28巻4号(1974年4月発行)
28巻3号(1974年3月発行)
特集 新生児の観察法
28巻2号(1974年2月発行)
特集 分娩管理
28巻1号(1974年1月発行)
特集 胎児死亡
27巻12号(1973年12月発行)
特集 腫瘍と免疫
27巻11号(1973年11月発行)
特集 症状からつかむ私の治療指針
27巻10号(1973年10月発行)
特集 産婦人科プリンシプル
27巻9号(1973年9月発行)
特集 産婦人科プリンシプル
27巻8号(1973年8月発行)
特集 卒後教育の断面
27巻7号(1973年7月発行)
特集 プロスタグランディン
27巻6号(1973年6月発行)
特集 分娩後の諸問題
27巻5号(1973年5月発行)
特集 日常診療上の狙いと盲点・II
27巻4号(1973年4月発行)
特集 日常診療上の狙いと盲点・I
27巻3号(1973年3月発行)
特集 産婦人科医のための腫瘍診断学
27巻2号(1973年2月発行)
特集 痛みの本態と治療
27巻1号(1973年1月発行)
特集 産婦人科における機能性疾患
26巻12号(1972年12月発行)
特集 産婦人科の治療その限界と展望
26巻11号(1972年11月発行)
特集 産婦人科薬物療法の基礎知識
26巻10号(1972年10月発行)
特集 妊娠と合併症
26巻9号(1972年9月発行)
特集 婦人科放射線療法
26巻8号(1972年8月発行)
特集 感染症の今日的問題
26巻7号(1972年7月発行)
特集 絨毛性腫瘍
26巻6号(1972年6月発行)
特集 新生児の救急対策
26巻5号(1972年5月発行)
特集 婦人科の救急対策
26巻4号(1972年4月発行)
特集 産科の救急対策
26巻3号(1972年3月発行)
特集 悪性腫瘍の治療--最近の焦点
26巻2号(1972年2月発行)
特集 不妊症の治療--最近の焦点
26巻1号(1972年1月発行)
特集 流早産の治療--最近の焦点
25巻12号(1971年12月発行)
特集 産婦人科形成手術・Ⅱ
25巻11号(1971年11月発行)
特集・Ⅱ 産婦人科形成手術・Ⅰ
25巻10号(1971年10月発行)
特集 卵巣,卵管の手術--最近の焦点
25巻9号(1971年9月発行)
特集 子宮の手術--最近の焦点
25巻8号(1971年8月発行)
特集 帝王切開術
25巻7号(1971年7月発行)
25巻6号(1971年6月発行)
特集 人工妊娠中絶術
25巻5号(1971年5月発行)
特集 産婦人科手術の基本手技・Ⅱ
25巻4号(1971年4月発行)
特集 産婦人科手術の基本手技・Ⅰ
25巻3号(1971年3月発行)
特集 産婦人科麻酔の問題点
25巻2号(1971年2月発行)
特集 術後合併症の治療
25巻1号(1971年1月発行)
特集 産婦人科手術と偶発症
24巻12号(1970年12月発行)
特集 産婦人科診断--最近の焦点
24巻11号(1970年11月発行)
特集 腹痛,腰痛の診断
24巻10号(1970年10月発行)
特集 悪性腫瘍の診断
24巻9号(1970年9月発行)
特集 症候からみた新生児異常の診断
24巻8号(1970年8月発行)
特集 異常分娩,産褥の診断
24巻7号(1970年7月発行)
特集 異常妊娠とその診断
24巻6号(1970年6月発行)
特集 不妊症の診断
24巻5号(1970年5月発行)
24巻4号(1970年4月発行)
特集 性器感染症の診断
24巻3号(1970年3月発行)
特集 MEによる診断
24巻2号(1970年2月発行)
特集 月経異常とその診断
24巻1号(1970年1月発行)
特集 性器出血とその診断
23巻12号(1969年12月発行)
特集 産婦人科
23巻11号(1969年11月発行)
特集 産婦人科
23巻10号(1969年10月発行)
特集 新生児薬物療法
23巻9号(1969年9月発行)
特集 分娩時出血--メカニズムとその対策
23巻8号(1969年8月発行)
23巻7号(1969年7月発行)
特集 私の手術・Ⅱ
23巻6号(1969年6月発行)
特集 私の手術・Ⅰ
23巻5号(1969年5月発行)
特集 卵管--その生理と臨床
23巻4号(1969年4月発行)
特集 免疫に関する問題点
23巻3号(1969年3月発行)
23巻2号(1969年2月発行)
23巻1号(1969年1月発行)
22巻12号(1968年12月発行)
特集 婦人科造影の臨床
22巻11号(1968年11月発行)
特集 新生児研究の問題点
22巻10号(1968年10月発行)
今月の臨床 着床--今日の焦点
22巻9号(1968年9月発行)
22巻8号(1968年8月発行)
今月の臨床 ゴナドトロピン--今日の焦点
22巻7号(1968年7月発行)
22巻6号(1968年6月発行)
22巻5号(1968年5月発行)
22巻4号(1968年4月発行)
22巻3号(1968年3月発行)
症例特集 新生児異常
22巻2号(1968年2月発行)
特集 最近の産科感染症--その診断と治療
22巻1号(1968年1月発行)
今月の臨床 早期子宮頸癌--今日の焦点
21巻12号(1967年12月発行)
特集 産婦人科の救急処置
21巻11号(1967年11月発行)
特集 妊娠と性器腫瘍
21巻10号(1967年10月発行)
21巻9号(1967年9月発行)
特集 流早産の原因と治療の問題点
21巻8号(1967年8月発行)
特集 子宮頸癌の手術療法--その5つの問題点をめぐつて
21巻7号(1967年7月発行)
特集 産婦人科医のための簡易検査法
21巻6号(1967年6月発行)
21巻5号(1967年5月発行)
特集 避妊法--現在の焦点とその評価
21巻4号(1967年4月発行)
特集 絨毛性腫瘍の化学療法
21巻3号(1967年3月発行)
21巻2号(1967年2月発行)
特集 産婦人科手術と隣接臓器の諸問題
21巻1号(1967年1月発行)
特集 婦人科の手術管理
20巻12号(1966年12月発行)
特集 胎盤
20巻11号(1966年11月発行)
特集 新生児の臨床検査
20巻10号(1966年10月発行)
特集 産婦人科医に必要な臨床病理の知識その2
20巻9号(1966年9月発行)
特集 産婦人科医のための臨床薬理・2
20巻8号(1966年8月発行)
特集 産婦人科医のための臨床薬理・1
20巻7号(1966年7月発行)
特集 産科合併症・2
20巻6号(1966年6月発行)
特集 産科合併症・1
20巻5号(1966年5月発行)
特集 周産期傷害
20巻4号(1966年4月発行)
20巻3号(1966年3月発行)
20巻2号(1966年2月発行)
20巻1号(1966年1月発行)
19巻12号(1965年12月発行)
19巻11号(1965年11月発行)
19巻10号(1965年10月発行)
19巻9号(1965年9月発行)
19巻8号(1965年8月発行)
特集 無痛分娩の実際
19巻7号(1965年7月発行)
特集〔Ⅱ〕 「産婦人科領域における脈管造影法」の現況
19巻6号(1965年6月発行)
特集 ホルモン療法
19巻5号(1965年5月発行)
特集 細胞診
19巻4号(1965年4月発行)
特集 新生児問題
19巻3号(1965年3月発行)
特集 社会保険の問題
19巻2号(1965年2月発行)
19巻1号(1965年1月発行)
18巻12号(1964年12月発行)
18巻11号(1964年11月発行)
18巻10号(1964年10月発行)
18巻9号(1964年9月発行)
特集 子宮癌診療を検討する
18巻8号(1964年8月発行)
18巻7号(1964年7月発行)
18巻6号(1964年6月発行)
18巻5号(1964年5月発行)
特集 妊娠診断と免疫
18巻4号(1964年4月発行)
18巻3号(1964年3月発行)
18巻2号(1964年2月発行)
特集 新生児の研究と臨床--第1回新生児研究会シンポジウム
18巻1号(1964年1月発行)
17巻12号(1963年12月発行)
17巻11号(1963年11月発行)
17巻10号(1963年10月発行)
17巻9号(1963年9月発行)
17巻8号(1963年8月発行)
17巻7号(1963年7月発行)
17巻6号(1963年6月発行)
17巻5号(1963年5月発行)
17巻4号(1963年4月発行)
17巻3号(1963年3月発行)
17巻2号(1963年2月発行)
17巻1号(1963年1月発行)
16巻12号(1962年12月発行)
16巻11号(1962年11月発行)
16巻10号(1962年10月発行)
16巻9号(1962年9月発行)
16巻8号(1962年8月発行)
特集 悪性腫瘍の化学療法
16巻7号(1962年7月発行)
16巻6号(1962年6月発行)
16巻5号(1962年5月発行)
16巻4号(1962年4月発行)
16巻3号(1962年3月発行)
特集 故Pommerenke教授追悼号
16巻2号(1962年2月発行)
16巻1号(1962年1月発行)
15巻12号(1961年12月発行)
15巻11号(1961年11月発行)
15巻10号(1961年10月発行)
15巻9号(1961年9月発行)
15巻8号(1961年8月発行)
15巻7号(1961年7月発行)
15巻6号(1961年6月発行)
15巻5号(1961年5月発行)
15巻4号(1961年4月発行)
15巻3号(1961年3月発行)
15巻2号(1961年2月発行)
15巻1号(1961年1月発行)
14巻12号(1960年12月発行)
14巻11号(1960年11月発行)
14巻10号(1960年10月発行)
14巻9号(1960年9月発行)
14巻8号(1960年8月発行)
14巻7号(1960年7月発行)
14巻6号(1960年6月発行)
14巻5号(1960年5月発行)
14巻4号(1960年4月発行)
14巻3号(1960年3月発行)
特集 故シュレーダー教授を悼む
14巻2号(1960年2月発行)
14巻1号(1960年1月発行)
特集 産婦人科診療の今昔
13巻13号(1959年12月発行)
13巻12号(1959年11月発行)
特集 子宮癌診療の進展
13巻11号(1959年11月発行)
13巻10号(1959年10月発行)
13巻9号(1959年9月発行)
13巻8号(1959年8月発行)
13巻7号(1959年7月発行)
13巻6号(1959年6月発行)
13巻5号(1959年5月発行)
13巻4号(1959年4月発行)
13巻3号(1959年3月発行)
13巻2号(1959年2月発行)
13巻1号(1959年1月発行)
特集 三胎以上の複体妊娠例
12巻12号(1958年12月発行)
12巻11号(1958年11月発行)
12巻10号(1958年10月発行)
12巻9号(1958年9月発行)
12巻8号(1958年8月発行)
12巻7号(1958年7月発行)
12巻6号(1958年6月発行)
12巻5号(1958年5月発行)
12巻4号(1958年4月発行)
12巻3号(1958年3月発行)
12巻2号(1958年2月発行)
特集 梅毒
12巻1号(1958年1月発行)
11巻13号(1957年12月発行)
特集 麻酔の進歩
11巻12号(1957年12月発行)
11巻11号(1957年11月発行)
11巻10号(1957年10月発行)
11巻9号(1957年9月発行)
11巻8号(1957年8月発行)
11巻7号(1957年7月発行)
11巻6号(1957年6月発行)
特集 新生児
11巻5号(1957年5月発行)
11巻4号(1957年4月発行)
11巻3号(1957年3月発行)
11巻2号(1957年2月発行)
特集 不妊手術は有害か
11巻1号(1957年1月発行)
特集 クロールプロマジン
10巻13号(1956年12月発行)
特集 産婦人科及びその境界領域の循環器系疾患
10巻12号(1956年12月発行)
10巻11号(1956年11月発行)
特集 性別診断の進歩
10巻10号(1956年10月発行)
10巻9号(1956年9月発行)
10巻8号(1956年8月発行)
10巻7号(1956年7月発行)
特集 産婦人科領域の血液型
10巻6号(1956年6月発行)
特集 胸廓成形術後の妊娠
10巻5号(1956年5月発行)
10巻4号(1956年4月発行)
特集 麻酔
10巻3号(1956年3月発行)
特集 子宮内膜症
10巻2号(1956年2月発行)
特集 合成エストロゲンの生物学と臨床
10巻1号(1956年1月発行)
特集 卵巣機能障害
9巻13号(1955年12月発行)
特集 婦人科領域のAndrogen
9巻12号(1955年12月発行)
9巻11号(1955年11月発行)
特集 原爆症の10年
9巻10号(1955年10月発行)
小特集 小児肺炎
9巻9号(1955年9月発行)
特集 子宮外妊娠について
9巻8号(1955年8月発行)
9巻7号(1955年7月発行)
9巻6号(1955年6月発行)
9巻5号(1955年5月発行)
9巻4号(1955年4月発行)
9巻3号(1955年3月発行)
9巻2号(1955年2月発行)
9巻1号(1955年1月発行)
8巻12号(1954年12月発行)
8巻11号(1954年11月発行)
8巻10号(1954年10月発行)
8巻9号(1954年9月発行)
8巻8号(1954年8月発行)
特集 思い出・追悼論文
8巻7号(1954年7月発行)
8巻6号(1954年6月発行)
8巻5号(1954年5月発行)
8巻4号(1954年4月発行)
8巻3号(1954年3月発行)
8巻2号(1954年2月発行)
8巻1号(1954年1月発行)
7巻13号(1953年12月発行)
7巻12号(1953年12月発行)
特集 産婦人科診療の進歩
7巻11号(1953年11月発行)
7巻10号(1953年10月発行)
7巻9号(1953年9月発行)
7巻8号(1953年8月発行)
7巻7号(1953年7月発行)
7巻6号(1953年6月発行)
7巻5号(1953年5月発行)
7巻4号(1953年4月発行)
7巻3号(1953年3月発行)
7巻2号(1953年2月発行)
7巻1号(1953年1月発行)
6巻13号(1952年12月発行)
6巻12号(1952年12月発行)
特集 避妊と不妊
6巻11号(1952年11月発行)
6巻10号(1952年10月発行)
6巻9号(1952年9月発行)
6巻8号(1952年8月発行)
6巻7号(1952年7月発行)
6巻6号(1952年6月発行)
6巻5号(1952年5月発行)
6巻4号(1952年4月発行)
6巻3号(1952年3月発行)
6巻2号(1952年2月発行)
6巻1号(1952年1月発行)
5巻12号(1951年12月発行)
5巻11号(1951年11月発行)
5巻10号(1951年10月発行)
5巻9号(1951年9月発行)
5巻8号(1951年8月発行)
5巻7号(1951年7月発行)
5巻6号(1951年6月発行)
5巻5号(1951年5月発行)
5巻4号(1951年4月発行)
5巻3号(1951年3月発行)
5巻2号(1951年2月発行)
5巻1号(1951年1月発行)
4巻12号(1950年12月発行)
4巻11号(1950年11月発行)
4巻10号(1950年10月発行)
4巻9号(1950年9月発行)
4巻8号(1950年8月発行)
4巻7号(1950年7月発行)
4巻6号(1950年6月発行)
4巻5号(1950年5月発行)
4巻4号(1950年4月発行)
4巻3号(1950年3月発行)
4巻2号(1950年2月発行)
4巻1号(1950年1月発行)