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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科76巻4号

2022年04月発行

文献概要

増刊号 最新の不妊診療がわかる!―生殖補助医療を中心とした新たな治療体系 第3章 生殖補助医療の調節卵巣刺激 内因性LHサージ抑制法

凍結融解胚移植の治療成績がよいのはなぜ?

著者: 吉田淳1

所属機関: 1木場公園クリニック

ページ範囲:P.163 - P.164

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▶凍結融解の過程は胚にダメージを与えることがあるが,凍結融解胚移植の成績が新鮮胚移植の成績より高いため,日本では凍結融解胚移植が圧倒的に多く実施されている.
▶その理由として,①高刺激では子宮内膜の成熟が早いため着床率が低下する,②クロミッドを使用した卵巣刺激では,副作用によって子宮内膜が薄くなるときがあり着床率が低くなる,③採卵直後は子宮収縮が多いため着床率が低下する,などがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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