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増刊号 最新の不妊診療がわかる!―生殖補助医療を中心とした新たな治療体系 第4章 生殖補助医療時代の一般不妊診療―検査や治療の意義と限界 卵管疎通性検査と治療
腹腔鏡検査の意義と適応―体外受精を見据えて
著者: 宇津宮隆史1
所属機関: 1セント・ルカ産婦人科
ページ範囲:P.206 - P.211
文献購入ページに移動▶腹腔鏡手術の発展により,多くの婦人科疾患の治療が腹腔鏡で行われるようになった.
▶不妊治療は可及的人工的手技の少ない方法で行うべきで,その意味でも腹腔鏡検査は重要である.
▶体外受精に入る前に押さえておくべきポイントも腹腔鏡検査・手術で解決できることがある.
▶不妊治療は可及的人工的手技の少ない方法で行うべきで,その意味でも腹腔鏡検査は重要である.
▶体外受精に入る前に押さえておくべきポイントも腹腔鏡検査・手術で解決できることがある.
参考文献
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2)宇津宮隆史,他 : 多嚢胞性卵巣症候群に対する腹腔鏡下卵巣パンチ切除術の臨床的,内分泌的効果について.日産婦会誌40 : 1800-1804,1988
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4)日本産科婦人科内視鏡学会(編) : CQ4,CQ5.産婦人科内視鏡手術ガイドライン2019年版,第3版.pp35-41,金原出版,2019
5)宇津宮隆史 : 子宮卵管造影法にあたっての注意.柴原浩章(編) : 不妊症・不育症診療その伝承とエビデンス.pp49-56,中外医学社,2019
6)宇津宮隆史,他 : 腹腔鏡下手術が卵巣予備能に与える影響.産婦の実際63 : 991-997, 2014
7)宇津宮隆史,他 : 腹腔鏡検査前後の不妊症患者の心理について.産婦の実際47 : 1081-1084, 1998
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