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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科76巻4号

2022年04月発行

増刊号 最新の不妊診療がわかる!―生殖補助医療を中心とした新たな治療体系

第4章 生殖補助医療時代の一般不妊診療―検査や治療の意義と限界 男性不妊―治療

逆行性射精の診断と治療―精子採取法

著者: 小林秀行1

所属機関: 1東邦大学医療センター大森病院泌尿器科

ページ範囲:P.278 - P.279

文献概要

▶膀胱頸部の閉鎖不全にて精液が膀胱に流入することで起きる.
▶アモキサピンが70.6%で有効である.
▶アモキサピン無効例に対しては,精巣内精子採取術(TESE)や膀胱内精子回収法を行う.

参考文献

1)厚生労働省 : 平成27年度子ども・子育て支援推進調査研究事業我が国における男性不妊に対する検査・治療に関する調査研究.2016
2)Dunsmuir WD, et al : The aetiology and management of erectile, ejaculatory, and fertility problems in men with diabetes mellitus. Diabet Med 13 : 700-708, 1996
3)小谷俊一 : 射精障害の臨床 私の処方法①.泌外26 : 1385-1390, 2013
4)石川公庸 : 糖尿病を合併する射精障害に対しアモキサピンが有効であった1例.日性機能学会誌32 : 1-6, 2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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