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合併増大号 今月の臨床 最善で最新の産科麻酔診療をめざして 妊娠初期の麻酔
子宮内容除去術
著者: 吉冨智幸1
所属機関: 1マミーズクリニックルナ
ページ範囲:P.14 - P.18
文献購入ページに移動●臨床的に確認された妊娠の約15%が流産に至るとされており,流産への対応は産婦人科診療において必須のものである.
●日帰り手術で行うという特殊性から,よりいっそうの安全対策,システム作りが重要となる.
●産婦人科の知識・技術のみならず,麻酔を行ううえでの知識や技術を必須とし,安全確保のためには産婦人科・麻酔科どちらの修練も必要である.
●日帰り手術で行うという特殊性から,よりいっそうの安全対策,システム作りが重要となる.
●産婦人科の知識・技術のみならず,麻酔を行ううえでの知識や技術を必須とし,安全確保のためには産婦人科・麻酔科どちらの修練も必要である.
参考文献
1)Trinder J, et al : Management of miscarriage : expectant, medical, or surgical? results of randomised controlled trial(miscarriage treatment(MIST)trial). BMJ 332 : 1235-1240, 2006
2)Nanda K, et al : Expectant care versus surgical treatment for miscarriage. Cochrane Database Syst Rev 3 : CD003518, 2012
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5)日本麻酔科学会,他 : 日帰り麻酔の安全のための基準.2009
6)日本麻酔科学会 : 安全な麻酔のためのモニター指針.2019
7)公益社団法人日本化学療法学会術後感染予防抗菌薬適正使用に関するガイドライン作成委員会,他(編) : 術後感染予防抗菌薬適正使用のための実践ガイドライン.2016
8)Gan TJ, et al : Consensus guidelines for managing postoperative nausea and vomiting. Anesth Analg 97 : 62-71, 2003
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