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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科77巻1号

2023年01月発行

文献概要

合併増大号 今月の臨床 最善で最新の産科麻酔診療をめざして 分娩時の麻酔―硬膜外無痛分娩

硬膜外無痛分娩の安全性向上のためのJALAの活動

著者: 海野信也123

所属機関: 1北里大学 2無痛分娩関係学会・団体連絡協議会(JALA) 3地域医療機能推進機構相模野病院産婦人科

ページ範囲:P.145 - P.155

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●無痛分娩は妊産婦自身の自由な選択に基づいて実施されるものであり,リスク・ベネフィットに関する適切かつ具体的な情報提供を前提とした文書による同意取得が重要である.

●JALAは,安全な無痛分娩が適切に提供されるために必要で,整備不十分な医療機能を社会実装することをその任務としている.

●すべての無痛分娩取扱施設には,特別研究班提言を前提とした診療体制の整備が求められている.

参考文献

1)無痛分娩の安全な提供体制の構築に関する提言.平成29年度厚生労働行政推進調査事業費補助金(厚生労働科学特別研究事業)「無痛分娩の実態把握及び安全管理体制の構築についての研究」(研究代表者海野信也).https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000204860.pdf(最終アクセス : 2022年10月1日)
2)無痛分娩関係学会・団体連絡協議会 : 対面型講習会一覧.https://www.jalasite.org/doc/eventlist/(最終アクセス : 2022年10月1日)
3)日本産科麻酔学会ウェブサイト.https://www.jsoap.com/(最終アクセス : 2022年10月1日)
4)日本周産期麻酔科学会ウェブサイト.https://japanesth.org/(最終アクセス : 2022年10月1日)
5)無痛分娩関係学会・団体連絡協議会 : 無痛分娩有害事象収集分析事業参画のお願い.2021年6月13日.https://www.jalasite.org/doc/archives/iryouanzen/【2021年6月13日】無痛分娩有害事象収集分析事業参画)
6)厚生労働省 : 小児・周産期医療について.https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000186912.html(最終アクセス : 2022年10月1日)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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