文献詳細
増刊号 ―豊富な所見で診断の進め方がわかる―産婦人科 画像診断アトラス
周産期 画像診断の進め方:基本的スクリーニング
文献概要
●分娩予定日の決定に至る妊娠10週頃までに,子宮や付属器の形態,胎児数と膜性の診断,頭蓋骨や四肢の有無の評価を行う.
●日本超音波医学会のガイドラインでは,初期の胎児スクリーニングは妊娠11〜13週頃に実施することが推奨され,数多くの評価項目が挙げられている.
●nuchal translucencyや鼻骨の有無の評価などは出生前遺伝学的検査の1つと認識し,遺伝学的カウンセリングを実施する.
●日本超音波医学会のガイドラインでは,初期の胎児スクリーニングは妊娠11〜13週頃に実施することが推奨され,数多くの評価項目が挙げられている.
●nuchal translucencyや鼻骨の有無の評価などは出生前遺伝学的検査の1つと認識し,遺伝学的カウンセリングを実施する.
参考文献
1)日本産婦人科学会,他(編) : 産婦人科診療ガイドライン―産科編2020.日本産科婦人科学会,2020
2)日本超音波医学会用語・診断基準委員会胎児超音波スクリーニングガイドライン作成小委員会(編): 超音波による胎児形態の標準的評価法.2022年3月11日公示(http://www.jsum.or.jp/committee/diagnostic/pdf/fetal_morphology.pdf)
3)Nicolaides KH : The 11-13+6 weeks scan. Fetal Medicine Foundation, London, 2004(http://www.fetalmedicine.com/pdf/11-14/english/FMF-English.pdf)
掲載誌情報