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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科77巻9号

2023年09月発行

文献概要

今月の臨床 専攻医必携! 免疫チェックポイント阻害薬が変える子宮がん診療 子宮頸がん編

ペムブロリズマブ施行時の有害事象対策

著者: 池内香子1 松本光史1

所属機関: 1兵庫県立がんセンター腫瘍内科

ページ範囲:P.890 - P.897

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●免疫関連有害事象(irAE)を意識した事前の検査オーダー,コンサルト時期やコンサルト前の検査など,他科との相談を含めた事前の準備がきわめて重要である.

●irAEの症状は多彩であるが,発症を早期認知するために,主要な症状を知っておくべきである.また,軽度の変化にも注意する必要がある.

●多臓器にirAEが発現する可能性があり,致命的になりうる.他科とも連携し,迅速な対応が必要である.

参考文献

1)日本臨床腫瘍学会(編) : がん免疫療法ガイドライン,第2版.金原出版,2019
2)Brahmer JR, et al : Management of immune-related adverse events in patients treated with immune checkpoint inhibitor therapy : American Society of Clinical Oncology clinical practice guideline. J Clin Oncol 36 : 1714-1768, 2018

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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