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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科78巻10号

2024年10月発行

文献概要

今月の臨床 産科エコー 基本の“キ” 部位別 : 胎児エコーのポイント

胎児長管骨の観察時の工夫

著者: 室月淳1

所属機関: 1宮城県立こども病院産科

ページ範囲:P.929 - P.934

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●胎児長管骨の超音波観察のときは,胎児期の骨の発達,特に長管骨のどの部分がすでに骨化していて,どの部分が成長軟骨でありまだ骨化していないかといった知識が必要である.

●骨と超音波は相性が悪く,実際に描出されている胎児大腿骨は,超音波ビームが入射している骨表面(骨膜に相当)の輪郭である.

●骨のX線診断学は確立しており,X線による診断的特徴を超音波画像でどの程度再現できるかがポイントである.

参考文献

1)Kurtz AB, et al : Usefulness of a short femur in the in utero detection of skeletal dysplasias. Radiology 177 : 197-200, 1990
2)Goldstein RB, et al : Pitfalls in femur length measurements. J Ultrasound Med 6 : 203-207, 1987

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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