icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科78巻12号

2024年12月発行

今月の臨床 エネルギーデバイス アラカルト―知っておきたい使い方の留意点と技術革新

各種デバイスの原理・有用性と使用上の注意点

シーリングデバイス

著者: 松浦基樹1 玉手雅人1 齋藤豪1

所属機関: 1札幌医科大学医学部産婦人科学講座

ページ範囲:P.1104 - P.1111

文献概要

●シーリングデバイスは直径7mmまでの血管や組織束がシール可能であり,超音波凝固切開装置より太い血管をシールすることができる.

●シーリングデバイスは高周波エネルギーを瞬時に供給して血管のシールを行うため,手術効率が向上するだけではなく,熱の拡散を極力抑えることで周囲の組織への影響を最小限に抑えることができる.

●外科医は各デバイスの原理や有用性・注意点などを習熟したうえで,これらのデバイスを使用するべきである.

参考文献

1)中川和也,他:シーリングデバイスの特性と正しい使用法.外科79 : 1156-1159,2017
2)https://www.medtronic.com/covidien/ja-jp/support/remote-solutions/ligasure.html#
3)https://www.jnjmedtech.com/en-US/product/enseal-x1-large-jaw-tissue-sealer
4)https://www.olympus-medical.jp/product/eng_device/powerseal
5)https://www.olympus.co.jp/products/product-brands/thunderbeat/
6)https://appliedmedical.co.jp/Products/Voyant
7)https://www.intuitive.com/ja-jp/products-and-services/da-vinci/energy

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら