文献詳細
今月の臨床 エネルギーデバイス アラカルト―知っておきたい使い方の留意点と技術革新
各種デバイスの原理・有用性と使用上の注意点
文献概要
●シーリングデバイスは直径7mmまでの血管や組織束がシール可能であり,超音波凝固切開装置より太い血管をシールすることができる.
●シーリングデバイスは高周波エネルギーを瞬時に供給して血管のシールを行うため,手術効率が向上するだけではなく,熱の拡散を極力抑えることで周囲の組織への影響を最小限に抑えることができる.
●外科医は各デバイスの原理や有用性・注意点などを習熟したうえで,これらのデバイスを使用するべきである.
●シーリングデバイスは高周波エネルギーを瞬時に供給して血管のシールを行うため,手術効率が向上するだけではなく,熱の拡散を極力抑えることで周囲の組織への影響を最小限に抑えることができる.
●外科医は各デバイスの原理や有用性・注意点などを習熟したうえで,これらのデバイスを使用するべきである.
参考文献
1)中川和也,他:シーリングデバイスの特性と正しい使用法.外科79 : 1156-1159,2017
2)https://www.medtronic.com/covidien/ja-jp/support/remote-solutions/ligasure.html#
3)https://www.jnjmedtech.com/en-US/product/enseal-x1-large-jaw-tissue-sealer
4)https://www.olympus-medical.jp/product/eng_device/powerseal
5)https://www.olympus.co.jp/products/product-brands/thunderbeat/
6)https://appliedmedical.co.jp/Products/Voyant
7)https://www.intuitive.com/ja-jp/products-and-services/da-vinci/energy
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