文献詳細
増刊号 産婦人科医のための緊急対応サバイバルブック
Ⅰ. 緊急対応に備える
文献概要
●赤ちゃんの10人に1人は出生時に何らかの蘇生処置を必要とするが,そのうち9割は初期処置(=ルーチンケア+体位保持+皮膚刺激)と適切な人工呼吸で救命できる.
●初期処置後も自発呼吸がみられない,あるいは心拍が100/分未満の場合には,生後60秒以内に人工呼吸を開始する.
●質の高い新生児蘇生を行うためには,よいチームワークと定期的なトレーニングが重要である.
●初期処置後も自発呼吸がみられない,あるいは心拍が100/分未満の場合には,生後60秒以内に人工呼吸を開始する.
●質の高い新生児蘇生を行うためには,よいチームワークと定期的なトレーニングが重要である.
参考文献
1)日本周産期・新生児医学会 : 新生児蘇生法普及事業 https://www.ncpr.jp/guideline_update/index.html(最終アクセス : 2023年11月24日)
2)細野茂春(監): 日本版救急蘇生ガイドライン2020に基づく新生児蘇生法テキスト[Web動画付]第4版.メジカルビュー社,2021
3)Wyckoff MH, et al : Neonatal Life Support : 2020 International Consensus on Cardiopulmonary Resuscitation and Emergency Cardiovascular Care Science With Treatment Recommendations. Circulation 142(16_Suppl_1) : S185-S221, 2020
掲載誌情報