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今月の臨床 子宮頸がん撲滅へ向けた戦略―ワクチンと検診の新たなトレンドは? 総論
子宮頸がん撲滅に向けた取り組み―WHOはどこを目指しているか
著者: 永瀬智1
所属機関: 1山形大学医学部産婦人科
ページ範囲:P.468 - P.472
文献購入ページに移動●「90%の少女が15歳までにHPVワクチンを接種し,70%の女性が35歳と45歳に検診を受け,90%の前がん病変・浸潤がん患者が適切な治療を受ける」ことが達成されれば,子宮頸がんのない世界が実現する.
●高接種率を達成している国の多くが,学校ベースの接種となっている.
●2019年時点,92か国でワクチン接種が国の予防接種プログラムとして導入されているが,地域不均衡は未解決である.
●高接種率を達成している国の多くが,学校ベースの接種となっている.
●2019年時点,92か国でワクチン接種が国の予防接種プログラムとして導入されているが,地域不均衡は未解決である.
参考文献
1)World Health Organization:Launch of the global strategy to accelerate the elimination of cervical cancer, 2020/11/17(2022年5月6日閲覧) https://www.who.int/news-room/events/detail/2020/11/17/default-calendar/launch-of-the-global-strategy-to-accelerate-the-elimination-of-cervical-cancer
2)Bertram M, et al : The investment case of the cervical cancer elimination strategy in low and lower-middle income countries. In publication as of 2020.
3)World Health Organization:Global strategy to accelerate the elimination of cervical cancer as a public health problem. 2020 https://iris.who.int/bitstream/handle/10665/336583/9789240014107-eng.pdf?sequence=1
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