臨床婦人科産科8巻1号

1954年01月発行

診療室

腟式不妊手術に就いて

著者： 篠塚達三¹

所属機関： ¹新潟大學産婦人科教室

ページ範囲：P.29 - P.31

文献概要

緒言
　腟式不妊手術は患者に對する浸襲比較的少く，傷跡も見えず術後の苦痛も輕く，早期離床も可能で回復の早い利點がある。然し手術野が狹隘で手技稍複雑な缺點がある。私の實施している方法を記すと