icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科8巻1号

1954年01月発行

文献概要

診療室

Pentobarbital-ScopolamineとPentobarbital-Demerolとによる分娩第I期の鎭靜・鎭痛

著者: 長內國臣1 齋藤博1

所属機関: 1警友病院産婦人科

ページ範囲:P.49 - P.51

文献購入ページに移動
緒言
 先進國の産科醫によつて經驗的に承認されていたPentobarbitalの邦製化にともない,その製劑ラボナによる經口注が本邦でも分娩第1期の鎭靜に適することを確めたわれわれは1),さらに同劑の靜注法併用による麻醉で効果が増強されることを認めた2)。このことはPentobarbitalが他種藥劑併用の可能性と安全性とをしめしたのみならす,むしろ効果上好ましいことを考え,今回はScopo-lamineおよびdemerol等を併用することにより,Pentobarbitalの産科的有用性とその限界とを検討することにした。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?