icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科8巻11号

1954年11月発行

文献概要

症例研究

再発性後腹膜脂肪腫症の1例

著者: 馬場太郎1

所属機関: 1名古屋大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.663 - P.665

文献購入ページに移動
 後腹膜腫瘍は外科領域に属する腫瘍であるが卵集腫瘍との鑑別が困難なことがあり,婦人科医に依つて卵巣腫瘍と診断され手術が行われた例が屡屡報告されている。私は最近巨大卵巣腫瘍の診断の下に開腹した所,後腹膜脂肪腫であつた為,これの手術を実施したが爾後再発を繰返し,前後3回に亘り手術を余儀なくされた興味ある1例に遭遇したので茲に報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?