文献詳細
原著
文献概要
緒言
絨毛上皮腫に就ては,19世紀中葉,特にMar—chand1),Aschheim2)以来,多くの詳細な研究業蹟3)4)5)が相次で発表され,今日に至つているが,然し,臨牀的に最も必要であるべき,成り立ちに就て,現在の処,不明の点が少くないので之が解決の一助にもと思い,先ず最初に,我々の教室に於ける本症々例に就て,臨牀的観察を試みたので,その結果を簡単に報告する。
絨毛上皮腫に就ては,19世紀中葉,特にMar—chand1),Aschheim2)以来,多くの詳細な研究業蹟3)4)5)が相次で発表され,今日に至つているが,然し,臨牀的に最も必要であるべき,成り立ちに就て,現在の処,不明の点が少くないので之が解決の一助にもと思い,先ず最初に,我々の教室に於ける本症々例に就て,臨牀的観察を試みたので,その結果を簡単に報告する。
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