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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科8巻2号

1954年02月発行

原著

長崎に於ける女生徒の初經期調査—特に原子爆彈による影響に就て(弟2報)

著者: 三谷靖1

所属機関: 1長崎大學醫學部産科婦人科學教室

ページ範囲:P.71 - P.75

文献概要

I.はしがき
 原子爆彈が長崎上空に炸裂してから既に8年を經過した。其の間,原爆の殘存影響力に就いては各方面から研究されているが,吾が教室でも,女生徒の初經來潮期に影響はないかという點に着目して,昭和22年,24年,26年の3回に亙つて調査を續け,それ迄の調査をまとめて,日産婦誌,第5巻,第1號1)に掲載した。そして原爆は,初經發來に對して殆んど影響してない事實を確めた,しかし,引き續き今年度も,今迄の繼續として,前回(昭和26年度)と全く同様の方針で調査を進めたので,其の結果を報告する。從つて調査内容は(1)に準じ,主要な點を擧げるにとどめた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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