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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科8巻2号

1954年02月発行

文献概要

診療室

Cardiolipin抗原による妊娠梅毒血清反應—特に非特異反應に就て

著者: 大塚悟1

所属機関: 1福岡縣衞生研究所

ページ範囲:P.88 - P.92

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 梅毒血清反應にCardiolipin抗原(ヵ抗原と略)が用いられる樣になつてから非特異反應は減少したとする報告1)2)3,4)は多いが,妊娠による非特異反應については非妊時,妊娠時,分娩後等の各期の検血や既往歴の調査等をも必要とするが5)6),却却此種調査は行われ難い現状である。私共は昭和26年12月以來この調査に着手しその一部に就いては昭和27年4月日本細菌學會總會梅毒シンポジアムに於て發表7)したが,その後の調査成績をも併せて茲に報告し御批判を仰ぐ次第である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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