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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科8巻3号

1954年03月発行

雑誌目次

綜説

子宮内膜のグリコゲーン含有量について

著者: 加藤孝

ページ範囲:P.123 - P.126

緒言
 子宮粘膜中にはグリコゲーンが存在し,而して其の含有量が,性周期と密接な関係にあることは,諸家の研究により確認されており,一方,性ホルモンに関する検索は最近特に進展し,逐次新知見が確立されている状態である。以下グリコゲーンをグと略す。)そこで余は子宮粘膜のグ消長が,各種の性ホルモンの代謝と如何なる関聯性を有するかに就を詳細に調査して見たいと思う。
 子宮粘膜中のグ存在に関しては1840年Lang—hansに依つて,始めて子宮体粘膜上皮中に発見された。然しこれに対しては1899年Branlt,1905年Gierke等は否定したが,1906年Lubarschはこれを追試してLanghansと同一の結果を得,且つ其の量は粘膜の周期的変化と共に動搖するであろうと附言し,其の後(1907) Gierkeも亦同様の見解を発表した。

原著

男女共學と初經來潮期との關係—第2報

著者: 藤田長利 ,   椎木賢三 ,   宮村通敏

ページ範囲:P.127 - P.132

まえがき
 戦後,学制改革に伴つて実施された男女共学は既に5ヵ年を過ぎているが,尚,その得失に就ては種々論ぜられている。吾々は女生徒の初経来潮期の面から,長崎市内の共学学校と,そうでない学校との生徒間に就て,その差異の有無に関し臨床婦人科産科6巻2号(昭和27年2月)に報告したが,再び調査を得たので報告する。
 前回は,昭和24年,25年及び26年5月迄の初経来潮者に就て,両種学校間の初経期を比較検討し,24年25年度来潮者は,共に両者間に有意差がなく,2年度で5月迄の来潮者は,著明に共学女生徒の初経期が速くなることを推論した。更に戦後の混乱状態が一応落着いて,男女共学による差異が,26年度あたりから生じて来るのではないかとの憶測を加えた。勿論初経,来潮期に作用すると言われる社会環境その他に就ては一致した意見がないとは言え,特に長崎市民は原子爆弾による放射能の影響も一応念頭に置く必要があると思う。

性腺刺戟Hormonと血清Phosphataseとの関係に就て

著者: 渡邊金三郞 ,   山中弘一

ページ範囲:P.132 - P.135

緒言並に文献概要
 先に著者の一人山中1)は妊婦の血清Phosphatase (以下P-aseと略記す)値は妊娠月数の累加に伴い上昇する事実を報告し,其の後更にその意義づけの一環として胎盤組織抽出液P-ase量を測定し,其の消長と前記成績とが相一致することを発表2)すると共に,両実験成績よりして胎盤性の性腺刺戟Hormonと血清P-aseとの関連性を主唱したが,果して此の両者の関係は性腺刺戟Ho—rmon自体が賦活物質として直接作用しているのか,本剤の投与が間接的に血清P-aseの活性度を増すものであるかに就いてば不明であるとした。依つて今回は此の関係の一端を解明すべく一実験を行い新知見を得たので茲に報告する。
 飜つて文献を按ずるに性腺刺戟Hormon投与後の血清P-aseの消長に関してはHuggins & H—odgesは播種性前立腺癌の際の血清A cP-aseの上昇は女性Hormonの注射により急激に下降し,反対に男性Hormonの注射により更に上昇することを報告し,之に対し,本邦では岩下3)4)市川5)によつて追試が行われ同一成績を得たと発表されている。然るに吾が産婦人科領域に於てはFolley6)は授乳中の牛に,Mandelは可鳩に夫々Estrogenを注射し,血清Al P-aseの著明な上昇を認めたと報告しているが,その後Day7)及びNydaは同一実験を鼠で行い何等の変化を認めなかつたと反対の報告をしている。

人胎盤エムルヂオン注射非妊家兎に於ける各種靜注麻醉劑の腎機能に及ぼす影響

著者: 中嶋宏 ,   西川淸定

ページ範囲:P.137 - P.141

I.緒言
 Weese (1932)に依て始めてEvipan-Natrium静注麻醉が臨床的に応用されて以来此種麻醉剤の使用技術の研究,副作用に対する処置,非手術的応用等が著しい発達を来した。殊に戦後国内に於ける此等静注麻醉剤の製産が化学並に藥理学の急速なる進歩に伴つて箸しく増加し,此等に就ての臨床的観察が多くなされて来た。然しながら此等静注麻醉剤の実験的研究は今尚乏しく,殊に妊娠なる特殊条件下に起る晩期妊娠中毒症時に於ける本剤の影響に就ては皆無と言つても過言でない。然も妊娠中毒症の場合に之等静注麻醉を必要とする場合が少くない。ここに於て余等は先づ各種静注麻醉剤の正常時腎機能に及ぼす影響を,次で胎盤エムルヂオン注射時に於ける該機能のうくる影響を実験的に検索し,以て晩期妊娠中毒症に於ける本剤応用時の状態を窺知せんと試みた。
 蓋し動物を妊娠中毒症と同様の状態にあらしめる事はその本態の不明なる今日に於ては難事であるが,従来動物の子癇様状態に関する研究に屡々人胎盤物質を使用して行われている実験に則り余等も亦動物に人胎盤エムルヂオンを注射して妊娠中毒症様の症状を起さしめ,その腎機能の受くる影響を観察したのである。

頸管粘液の結晶形成機序について

著者: 安武豊志男

ページ範囲:P.143 - P.147

まえがき
 不妊症の治療上に於いて従来差程に重要視されていなかつた頸管因子たる頸管粘液の持つ意義は益々重要になつてきた。特に人工授精の発展と共に該液の検査は不可欠のものとなつた。最近Maxwell Rollandは該粘液の塗抹,自然乾燥標本を鏡検してエストロゲン活動期に恰もシダの葉様構造(fern-leaflike structure)が現われるのを認め,排卵の決定,エストロゲンの消長,妊娠との関係について知見を述べており,遅ればせながら本邦にてもこれに関する若干の迫試報告が発表せられている。本年夏New Yorkに於いて開催されたThe Ist World Congress of Fertilityand Sterilityに恩師安藤教授が列席せられた際に,本問題に関する様々の結晶像が著しくとりあげられてあつた旨が述べられた。然し従来のいずれの発表も該現象の再確認という点に止つていて,その本態という点ではLandstromlang, Ryd—hery等が食塩とMucinが関係するという域を出ていないようであつて本邦の報告では大谷及び吹田,大石等は頸管粘液に食塩を加えて類似像を認め食塩がこれに関与するだろうと推定しており,吹田等がMohr氏法によつてClの定量を行つている程度にすぎない。私は頸管粘液中の何が結晶をなし,何故にシダの葉様模様を現はしてゆくかについて刻明に此れを追究し,この現象を解明し得たので報告する。

抗ヒ劑の子宮及び腸管に及ぼす作用並にVagostigminとの關係

著者: 朱以春

ページ範囲:P.147 - P.150

I.緒言
 近年Allergie及びAnaphylaxieの研究が盛に行はれているがその本態に関しては未た充分闡明されていない様である。しかしHistamineが重要な原因的役割を演じていることは一般に認められている所であるが,最近中村氏等はAcethylcholinこそその本態であると主張している。兎も角その本態は何れにせよAllergie及びAnaphylaxieの治療剤としてのHistamine解毒に関する研究は各国殊に欧米諸国に於て盛んである。
 一方製剤方面に於ては1933年Fournean & Bovet (佛)が抗ヒ剤の合成に成功し,次で1942年Halpernが臨床上使用し得る抗ヒ剤の合成に成功して以来本研究は本格的に且系統的に進められ,今日では異名同製剤が市場に多数氾濫し,治療界の寵児として脚光を浴びるに至つた。

人胎盤並に絨毛組織抽出液のPhosphatase量に就て

著者: 山中弘一 ,   石原千秋

ページ範囲:P.151 - P.154

緒言
 先に著者の1人山中1)は産婦人科領域に於ける血清Phosphatase (以下P-aseと略記す)の研究に於て,妊婦では血清P-ase中特にAlkalinePho phatase (以下Al P-aseと略記す)が逐月的に増加する事実を確認し,本現象を妊婦の旺盛な新陳代謝に起因するものとし,その主因は胎盤組織に由来すると推論した。
 飜つて胎盤組織P-aseに関する業績を按するにその殆どは定性的研究であり,且つ又その多くは非系統的のものである。従つて胎盤組織P-aseの量的問題に触れているのは僅かに田上2)が系統的に胎盤を組織化学的に研究した結果よりその量を推論したにすぎない現況であり,直接胎盤組織抽出液に就て測定した文献は皆無である。

診療室

女性々器結核症の化學療法知見

著者: 平田滿郞

ページ範囲:P.155 - P.159

I.緒言
 ストレプトマイシン,パス,チビオン,イソニコチン酸ハイドラヂツト等(以下SM, PAS,TB-I, INAHと略す)の發見以來結核の化學療法は急速な進展をみている。女性々器結核症に對しても其等の治驗例が多數報告されているが,其等の適應,及び効果等については未だ決定的段階には達していないようである。吾々も昭和24年以降本症患者19例に對してSM使用14例(筋注5例腟部注射4例,手術との併用5例)及びTB-I使用7例(經口投與5例,子宮腔内注入2例)を經驗しているので以下順を追つて報告する。なお症例は第1表に一括して示した。

症例研究

子宮頸部筋腫を伴い続発的癌腫変性を起した良性卵巣嚢腫の1例

著者: 山本弘

ページ範囲:P.161 - P.163

緒言
 卵巣癌は比較的稀な疾患で,諸家の統計では生殖器癌腫の7.0乃至9〜8%(Schottlander u.Ke-rmauner)を占め,全卵集腫瘍の10.7%(Pfl-aum)乃至28%(Ravano),13.5%(Schmidle-chner),11.27%(Lippert),25.9%(Ekler),等で平均19.0%に相当している。又全卵巣嚢腫に対しては,その比は5.5:1(Pfannenstiel)であるという。卵巣に於ける癌腫の発生に関しては1)特発癌,2)転移癌,3)良性腫瘍の癌腫変性の3種をみる。A. Mayerの統計に依ればこれらは次の様な頻度に分けられる。原発癌52.2%。転移癌6.6%。癌変性の漿液嚢腫29.2%。癌変性の僞「ムチン」嚢腫8.4%。癌変性の皮様嚢腫3.6%。
 私は昭和26年に中等大の僞「ムチン」卵巣嚢腫が2次的に癌腫に陥つた1例を経験したので報告する。

卵巣嚢腫莖捻轉を思わせた遊走脾莖捻轉の1例

著者: 小林拓郞 ,   小野崎昭

ページ範囲:P.165 - P.166

I.緒言
 卵巣嚢腫茎捻転は,しばしば見られる所であるが,その疑で開腹した所,意外にも外科領域でも稀とされている,遊走脾茎捻転であり之を剔除治癒せしめた1例を経験したので茲に報告する。

3年9ヵ月の少女にみられた卵集奇形芽腫Teratoblastomaの1例

著者: 渡邊輝彦 ,   桑島斉三

ページ範囲:P.166 - P.168

 卵巣充実性腫瘍の中でも稀有な奇形芽腫の1例を報告する。

膀胱異物(ガーゼ)の2例

著者: 兒玉和志 ,   大島宏道 ,   武市享

ページ範囲:P.168 - P.170

緒言
 膀胱異物並に異物結石に関する報告は枚拳に暇なく,又異物の種類並に侵入機転に関しても珍奇なものも少くないが,我々は最近医療過誤によつて膀胱異物(ガーゼ)の2例を経験したが,其の侵入機転が些か興味あるので茲に報告する次第である。

検査室

腟トリコモナスの培養による検出法

著者: 淺見敬三 ,   野嶽幸雄 ,   海老原謙 ,   上野統一

ページ範囲:P.171 - P.174

まえがき
 腟トリコモナス寄生の診断法には,臨床所見を除いては直接鏡検,染色,培養,免疫反応の諸方法があげられよう。このうち染色標本による検出法は鑑別診断に用い得る充分な染色法が相当に繁雑で熟練を要するものである上に,標本作製中の虫体の亡失を避けることが出来ないので,少数の虫体を検出する場合には実用に供しかねる。また免疫反応による方法も特異的な抗体力価の低いために信頼し得る結果はみられず,未だ実験研究の域を出ない。

速報

正常分娩各期及産褥各日に於ける流血中好酸球等の変動

著者: 小野修二

ページ範囲:P.175 - P.177

I.緒言
 生体にStressが加つた場合組織の副腎皮質ホルモンの消費は高まり血液性状,網内原機能等の変化,その他各方面に於ける代謝の変動が現われる。之はStressに対して個体の抵抗が示されたためとなし,これら一連の過程をSelye1)はGe-neral Adaptation Syndromeと呼んでいることは衆知のところである。所謂Stressのなかには酸素欠乏,冷却,火傷,手術操作,出血,細菌感染,毒素吸入,知覚神経の刺戟等が含まれているが更に広義にStressを解釈して妊娠,分娩,産褥乃至は排卵現象もこのなかに含まれるものとも老えられないこともない。(赤須4)而してACTH (Stress)によつて放出せられたCorticoidsの動向を知る上には生化学的或は組織学的の各種検査法があり就中血中或は尿中Corti oids尿中17—Ketosteroids等は重要視せられているが,流血中好酸球数の変動も議論はあるが一応の価値は認められている。即ち手術前後に関してThornはThird day eosinophiliaと称し術後減少せる好酸球は3日後に完全に恢復増数するとし,又Davisa.Hulit2),Gablilove3)渋沢氏等5),小林,小西氏等6)(当教室)等も同様の報告を行つている。

抄録

小陰唇に出来た類上皮嚢腫の1例,他

著者: 清水 ,  

ページ範囲:P.179 - P.182

 大陰唇に於ける類上皮嚢腫は屡々みられるものであるが,小陰唇に於けるものは極めて稀である。臨床的には僅かの興味しかなく,茲には主として発生学的立場から興味あるものとして報告を行つている。
 患者は48歳,既婚,2回経産試,験掻爬による子宮出血の為,入院した事がある。この腫瘍の出来た最初は,大した障碍は訴えなかつたが,最後の分娩の後に,腫瘍は徐々に成長して来た。即ち,左小陰唇の前方に,鷄卵大,茄子状の全面上皮で蔽われた腫瘍があり,それが小陰唇を外へ引張り,短い柄を以てこれにくつついている。手術的除去の際に,この柄は腫瘍の内容とか,壁とは少しも関係のない事が解った。組織像ではwandは数多くの彈力纎維をもつた脂肪に富んだ組織から成立ち,そこには豐富に血管が分布していた。内部を張つていた上皮は、一層性であり,kubischなものからzylindelZellenに至る迄を含んでいた。内容は灰色であり,軟いMasseが充満し,角化した或部分は有核の,又或部分は無核の上皮細胞から成立つていた。ところでこのものがEpithelzysteであるか,又Epidermoidzysteであるかが問題である。Zyste内容と,組織所見から云うなれば,これはSchleimzysteでもなく,又Lymphzysteでもなく,Atheromでもないと考えられる。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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