icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科8巻4号

1954年04月発行

検室査

頸癌塗抹診としての擦過法

著者: 和田一男1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.231 - P.232

文献概要

 子宮癌の早期診断は,婦人科領域に於ける最も重要な問題の一つであり,従来よりSehillerの沃度試験,Hinselmannのコルポスコピー,血清学的診断法等数多くの方法があるが何れも単なる補助的なもので,結局は生体組織診により診断されてきた。
 Papanicolaou及びTrautにより塗抹細胞診が発表されて以来多大の反響を呼び各方面に於て盛んに追試検討され,その診断の確実さから現在婦人科領域に於ては日常欠くべからざる重要な診断法となつている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら