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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科8巻6号

1954年06月発行

文献概要

症例研究

外陰癌を思わせた外陰結核性潰瘍の1例

著者: 平田滿朗1 山口茂安1 上野茂男1

所属機関: 1長崎大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.353 - P.355

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 女子性器の結核症は稀な疾患ではなく屡々見られるものであるが,外陰結核は極めて稀なものである。本症に関する研究はJesionek, Jadassoh-n, W.Weibel, E.Kehrer, Burkley, Popoff等の業績があり,最近吾国では佐橋,植田等の症例報告が見られる。吾々は最近外陰癌の疑の下に入院し,組織検査によつて外陰結核性潰瘍であることを確診し得た1例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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