文献詳細
文献概要
原著
子癇の統計的観察
著者: 行森隆1
所属機関: 1岡山大学医学部産婦人科教室
ページ範囲:P.388 - P.396
文献購入ページに移動緒言
子癇は古来学説の疾患として今日に及び,各分野よりの研究発表は枚挙に遑がないが,その統計的観察は比較的稀てある。今般八木教授開講の昭和9年4月以降昭和27年3月迄満18年間に当教室で取扱つた産科関係の諸統計が行われるに当り,子癇の統計調査を担当したので.その成績を報告する。但推計学的信頼度は全て95%とした。尚該年間の無痙攣性子癇1例及子癇前症43例は之を除外した。
子癇は古来学説の疾患として今日に及び,各分野よりの研究発表は枚挙に遑がないが,その統計的観察は比較的稀てある。今般八木教授開講の昭和9年4月以降昭和27年3月迄満18年間に当教室で取扱つた産科関係の諸統計が行われるに当り,子癇の統計調査を担当したので.その成績を報告する。但推計学的信頼度は全て95%とした。尚該年間の無痙攣性子癇1例及子癇前症43例は之を除外した。
掲載誌情報