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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科8巻7号

1954年07月発行

原著

子宮癌リンパ節塗抹細胞診

著者: 原田肇1 和田一男1 村山行信1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.409 - P.411

文献概要

 子宮癌診断として,Papanicolou, Trautの塗抹細胞診発表以来,多数の追試者あり,当教室でも検査法が確立した。著者等は之をリンパ節に応用し,不確実な肉眼的所見,繁雑な組織診に比し有利と思われるので,手術剔除標本に就て,組織診と対照し乍ら,各種染色液を利用,予期以上に有意な事を認めた。尚リンパ節細胞診に関しては,Hauptmann,岩森,武田,三浦等の業績があるが,婦人性器リンパ節では殆んど見当らない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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