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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科8巻7号

1954年07月発行

文献概要

抄録

Presso-Antidid.uretic Hormon にあるOxytocic Activityの酵素的証明について,他

著者: 小川

所属機関:

ページ範囲:P.426 - P.431

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 最近までワゾプレツシンのOxytocic activityがOxy-tocinと混在している為か元来固有のものかについては明にされなかつた。Popenoe, Pierce, du Vigneand and Van Dykeが此について実験を行つて固有のものである事が証明された。即ち高度に純化したArginine-Vaso-Prsesinは600 Pressor単位,80〜90単位のOxytocicactivityと子宮法(Utesus method)の30単位をmg当り有している。一方高純化のOxytocinは500単位のOxytocic potencyをもつているにもかxわらず猫の動脈血圧に何等効果なく尿崩犬に対して0.5単位のAntidu-ntic activity (mg当り)しかもつていない事が判つた。このVasopressinを分折してみてもOxytocic activityを暴する程のOxytocinをもっていない。以前の実験ではOxytocinはロイシン,イソロイシン,チロヂン,プロリン,グルタミン酸,アスパラギン酸,グリシン,チスチン,アムモニヤを含むPolypeptideであるがVaso・pressinを円柱クロマトにかけるとフエニールアラニン,チロヂン,プロリン,グルタミン酸 アスペラギン酸,グリシン,アルギニン,チスチン,アムモニヤであるがロイシン,イソロイシンはなかつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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