文献詳細
症例研究
文献概要
急性外陰(陰門)潰瘍Ulcus vulvae acutumはLipschütz1)(1912)により始めて独立疾患として報告されたもので,皮膚科との境界領域にある疾患であるが,われわれ婦人科の外来を訪う患者も少くない。但し本邦における報告例は,大正’14年高橋・能勢の第1例以来,今日まで60例余であるという2)。
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