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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科9巻12号

1955年12月発行

症例研究

レックリングハウゼン氏病を伴つた女子外陰部悪性メラノームの1例

著者: 川崎安行1 成田俊策2

所属機関: 1弘前大学医学部産婦人科教室 2弘前大学医学部産婦人科教室研究科

ページ範囲:P.1027 - P.1029

文献概要

I.緒言
 悪性メラノームMelanoma malignumは病理学的にも臨床的にも興味ある腫瘍の一つであるが女子外陰部に発生することは比較的稀とされて居り,本邦文献には僅か7例の記載を見るのみである。私達は最近本症の1例を経験したが,未婚婦人の外陰部に発生したこと,殆んど全身の皮膚及び脊椎に所謂レツクリングハウゼン氏病の所見を伴つた点が特に興味あるものと考えたので,茲に報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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