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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科9巻13号

1955年12月発行

文献概要

特集 婦人科領域のAndrogen

更年期とアンドロゲン療法

著者: 安井修平1

所属機関: 1東京逓信病院産婦人科部

ページ範囲:P.1108 - P.1112

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 更年期は婦人の成熟期から老年期書移行する数年間の時期を名付けたものであり,此の間に卵巣機能は漸次衰弱し,排卵は不正となりつつ終に中止するに至ることは論ずるまでもないが,此の間に於ける卵巣内分泌の変化は各種内分泌臓器相互の失調を来たすことも推定に難くない。就中卵巣と特に密接な関係を有する脳下垂体間脳系間の関連に変化を来たすことは最も著明なことである。
 Zondek1)は既に更年期にはestrogen過剰の時期,過少の時期より Gonadotropinの週剰の時期があることを喝破して居る。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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