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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科9巻3号

1955年03月発行

症例研究

著明な続発性変化を呈せる子宮筋腫の1例

著者: 小林拓郎1 小野崎昭1

所属機関: 1旭中央病院産婦人科

ページ範囲:P.452 - P.454

文献概要

I.緒言
 元来意外に臨床症状の軽微な子宮筋腫も,続発変化を来すと俄然種々な障碍,例えば疼痛,圧迫症状,不正出血等が著明となり,ためにその最も定型的症状である過多月経も,診断価値を失い,誤診に陥らしめることが稀ではない。吾々も烈しい疼痛,腹部の膨大を伴つた為に,卵巣嚢腫茎捻転と誤診するに至つたその1例を経験したので,以下その概要を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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