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原著
絨毛上皮腫の臨牀的観察—(第2報)治療並びに予後に就いて
著者: 金子光1
所属機関: 1名古屋大学医学部産婦人科教室
ページ範囲:P.541 - P.550
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絨毛上皮腫の治療法に就いては,手術療法,放射線療法,手術・放射線併用療法を始め抗癌性物質療法,「ホルモン」療法等があるが,これ等治療法とその予後との関係を知ることは,本症の永久治療向上に絶対必要のことであることは勿論である。然るに,これが臨牀的研究は比較的少く,特に本邦に於ては,50例以上の臨牀例に依るものは関1)の報告を見るにすぎない。依つて第1篇に引続き我々の教室に於ける症例に就いて,これが観察を試みたので,その結果を簡単に報告する。
絨毛上皮腫の治療法に就いては,手術療法,放射線療法,手術・放射線併用療法を始め抗癌性物質療法,「ホルモン」療法等があるが,これ等治療法とその予後との関係を知ることは,本症の永久治療向上に絶対必要のことであることは勿論である。然るに,これが臨牀的研究は比較的少く,特に本邦に於ては,50例以上の臨牀例に依るものは関1)の報告を見るにすぎない。依つて第1篇に引続き我々の教室に於ける症例に就いて,これが観察を試みたので,その結果を簡単に報告する。
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