icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科9巻5号

1955年05月発行

症例研究

子宮内妊娠と合併した続発腹膜妊娠の1例

著者: 小原達也1

所属機関: 1横浜医科大学産婦人科学教室

ページ範囲:P.577 - P.579

文献概要

I はしがき
 子宮外妊娠の大多数は卵管妊娠で,腹膜妊娠は極めて稀で,1〜2%に過ぎず,しかも大部分続発性である。従つてその診断は容易でなく,又長期に亘つて経過を観察し得る機会は極めて少い。私は最近初診から妊娠第6ヵ月に至る110日間にわたつて経過を観察し,しかも子宮内妊娠と合併したと思われる本症の1例に遭遇したので,以下これを報告し諸賢の御批判を仰ぎたいと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら